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1時間〜で読める堀辰雄の長編作品

青空文庫で公開されている堀辰雄の作品の中で、おおよその読了目安時間が「1時間〜」の長編9作品を、おすすめ人気順に表示しています。

(24,001文字〜の作品を対象としています。読了時間は「400字/分」の読書スピードで計算した場合の目安です)
1〜9件 / 全9件
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Le vent se l※(みは)ve, il faut tenter de vivre.PAUL VAL※(みは)RY序曲それらの夏の日々、一面に薄の生い茂った草原の中で、お前が立ったまま熱心に絵を描いていると、私はいつもその傍らの一本の白樺の木蔭に身を横たえていたものだった。
楡の家第一部一九二六年九月七日、O村にて菜穂子、私はこの日記をお前にいつか読んで貰うために書いておこうと思う。
樹下その藁屋根の古い寺の、木ぶかい墓地へゆく小径のかたわらに、一体の小さな苔蒸した石仏が、笹むらのなかに何かしおらしい姿で、ちらちらと木洩れ日に光って見えている。
[#ページの左右中央]天の※気(こうき)の薄明に優しく会釈をしようとして、命の脈が又新しく活溌に打っている。
芥川龍之介を論ずるのは僕にとつて困難であります。
なほ物はかなきを思へば、あるかなきかの心地するかげろふの日記といふべし。
われぞげにとけて寐(ぬ)らめやほととぎすものおもひまさりこゑとなるらん蜻蛉日記その「昔、殿のお通いになっていらしった源の宰相某とか申された殿の御女の腹に、お美しい女君が一人いらっしゃるそうでございます。
第一部一九二六年九月七日、O村にて菜穂子、私はこの日記をお前にいつか読んで貰うために書いておこうと思う。
無花果のある家私は自分の幼年時代の思い出の中から、これまで何度も何度もそれを思い出したおかげで、いつか自分の現在の気もちと綯(な)い交ぜになってしまっているようなものばかりを主として、書いてゆくつもりだ。
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