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児童書版

佐々木味津三の全作品

青空文庫で公開されている佐々木味津三の全作品53篇を、おすすめ人気順で表示しています。

1〜50件 / 全53件
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ゆらりとひと揺れ大きく灯ざしが揺れたかと見るまに、突然パッと灯りが消えた。
燐(りん)の火だ!さながらに青白く燃えている燐の火を思わすような月光である。
切支丹騒動として有名なあの島原の乱――肥前の天草で天草四郎たち天主教徒の一味が起こした騒動ですから一名天草の乱ともいいますが、その島原の乱は騒動の性質が普通のとは違っていたので、起きるから終わるまで当時幕府の要路にあった者は大いに頭を悩ました騒動でした。
――今回はいよいよ第七番てがらです。
――その第三十番てがらです。
――第七話です三十五反の帆を張りあげて行く仙台石の巻とは、必ずしも唄空事の誇張ではない。
――だんだんと回数を重ねまして、名人の捕物帳もいよいよ今回は第十四番てがらとなりましたが、目のあるところには珠が寄るのたとえで、ご番所のご記録帳によりますと、なんとも愉快千万なことには、この十四番てがらから、新しく右門の幕下にすばらしい快男児がいまひとりはせ加わりまして、おなじみの人気わき役おしゃべり屋の伝六とともに両々力を合わせながら、ますます名人の捕物さばきに痛烈無比な精彩を添えることになりましたから、それから先にご紹介しておきたいと思います。
――むっつり右門第二番てがらです。
――今回はいよいよ第九番てがらです。
――ひきつづき第十六番てがらにうつります。
――今回はその五番てがらです。
――ひきつづき第十一番てがらに移ります。
――ひきつづき第十七番てがらに移ります。
その第二十九番てがらです……。
――その第二十一番てがらです。
――その第二十二番てがらです。
――このたびはその第十九番てがら。
――今回は第十三番てがらです。
――その第二十七番てがらです。
――ひきつづき第十二番てがらにうつります。
――前章の化け右門事件で、名人右門の幕下に、新しく善光寺辰(たつ)なる配下が一枚わき役として加わり、名人、伝六、善光寺辰と、およそ古今に類のない変人ぞろいの捕物陣を敷きまして、いと痛快至極な捕物さばきに及びましたことはすでにご紹介したとおりですが、いよいよそれなる四尺八寸の世にもかわいらしいお公卿さまが幕下となって第二回めの捕物、名人にとっては、ちょうどの十五番てがらです。
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