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児童書版

演劇の大衆性

岸田国士
『演劇の大衆性』は青空文庫で公開されている岸田国士の短編作品。4,038文字で、おおよそ30分以内で読むことができます。
文字数
30分以内   4,038 文字
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書き出し
文学に於ける大衆性といふ問題が云々される今日、私は私で、一つの意見をもつてゐないでもないが、直接その問題に対する興味からでなく、いはば現代に於けるわが演劇壇の危機に直面して、その道の人達が誰でも考へてゐる空漠とした打開策の上に、私一個の理論を打ち樹ててみようと思ふのである。
初出
1933年   (「都新聞」1933(昭和8)年5月17、18、19日)
底本
「岸田國士全集22」岩波書店, 1990(平成2)年10月8日
表記
新字旧仮名
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