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三好十郎の全作品

青空文庫で公開されている三好十郎の全作品43篇を、おすすめ人気順で表示しています。

1〜43件 / 全43件
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下妻街道追分土手上右手遠くに見える筑波山。
人物私須永舟木(医師)織子(その妻)省三(学生・舟木の弟)若宮(株屋)房代(その娘)柳子浮山モモちゃんそうだ。
時…………現代所…………千葉市の郊外人間…………久我五郎(洋画家。
私の作品はたいがいそうであるが、特にこの「冒した者」では「現代」そのものが直接的に主題になり主人になっている作品である。
■登場人物ヴィンセント・ヴァン・ゴッホテオドール・ヴァン・ゴッホアンリヴェルネデニス老婆ハンナヨング牧師シィヌワイセンブルーフモーヴルノウペール・タンギイその妻ゴーガンエミール・ベルナールロートレックベルト・モリソウシニャック学生夫婦のお客ルーランラシェル看護婦[#改ペ...
自分の頭が混乱したり[#「混乱したり」は底本では「混乱たしり」]、気持がよわくなったり、心が疲れたりしたときには、私はよく歩きに出かけます。
大インテリ作家「演劇に関するエッセイを書いてください」「おことわりします。
炭坑町の丘(開幕前に、上手から下手奥へ列車が通過する轟然たる響が近づき、遠ざかつて行く。
■登場人物真壁村の仙太郎その兄仙右衛門段六加多源次郎兵藤治之利根の甚伍左その娘お妙くらやみの長五郎芸者お蔦真壁村の女房/百姓たち植木村の子供たち/お咲/吉坊/その他植木村の女たち暴徒六人下妻の瀧次郎その息子瀧三天狗党の今井/早田/井上/水木/その他男一、二士一、二吉村軍之進鳥追行商人馬方検分の刑...
風だ!ラ、ラ、ラあられ!雪と涙と汗!ツラ、ラ、ラあらしだ!ラ、ラ、ラ俺!俺は苦しい君!君苦しいわれら!われらは楽しい!皆だ!吹雪の中を進む黒い黒い群集涙と汗の中にカッチリとつなげ!われらの善と悪われらのパンと剣それらをつなげ!ラ、ラ、ラああ眼もかすむ雪あられ額には汗と血の旗!川、野原、...
それは、こんな男だ。
すべてのアメリカ人諸君。
まへがきホンの此の間まで、その一廓はチヤンと生きてゐた。
走り過ぎる自動車のクラクション。
私は妙なところからはじめます。
窓のないガランとした室。
第1回作者馭者春子勝介壮六(音楽)音楽しばらく続いて、その間にアナウンス。
ゴッホの三本の柱ゴッホの人間及び仕事を支えていた三本の大きな柱として、私は次の三つのものを考えた。
清水幾太郎様だしぬけに手紙などさしあげて失礼ですが、あなたに何か質問してみよとの雑誌「群像」からの注文です。
「出離」という事は多分西洋にはないことである。
佐々木の奥さんから昨日聞いたことで、ひどく自分を打った話がある。
キリスト教の信条をそのままに素朴に、そして厳格に守るために軍の召集に応じることを拒んだために憲兵隊にあげられた青年の話を私が聞いたのは戦争中の、それも終戦近くだった。
甚太郎オジサンコノ袋ノ中ニワ仁丹トウカイ散ト手ヌグイガ入ットルソレカラ、ノンキーガ入ットル昨日、裏ノ、オ染サント二人デ町カラ買ッテ来タモノデス。
敗戦後一年ぐらいたってから書いたもので、この巻の三作品の中では最も古い。
涙は頬っぺたで乾いた怒りは胃の底によどんだにがいにがい空っぽの胃の底に。
この作品は、今から十五六年前、丁度僕が井上演劇道場と云ふ中間演劇なるものに関係してゐた頃、直接には井上さんの委嘱で書いたものですが、この作品そのものを書きたい気持はかなり古くからもつてゐたものです。
爺さん、立上れ!お前はそっちを担いでくれ、俺はこっちを担ぐ泣くな、爺さん、これがどうしたと言うんだ?死んだんだ、死んだだけだそして死ぬと言う事は死ぬことだ――「お粥でいいから、ねえ、食べさして」と彼奴が言った時に、お粥はおろか、のりも無かったことだ。
マチェールへの愛以前は私などの所へも時々若い人で戯曲やラジオドラマを勉強したいから指導してくれとか作品を書いたから読んでみてくれとか言って来る人があった。
星はない風もたえた人ごえも消えたこの驛を出た列車がすでに山の向うで溜息を吐く白いフォームに[#「フォームに」は底本では「フオームに」]おれとおれの影と驛長と驛長の影とそれだけがあつた見はるかす高原はまだ宵なのにシンシンと太古からのように暗いその中で秋草がハッカの匂いをさせて寢ていた海拔三千尺の氣壓の輕さがおれの肺から空氣をう...
おりき新次郎サダ喜十森山おせん[#改ページ]新そうじやねえよ!次郎そうだよ!新そうじやねえよ!次郎そうだよつ!新そうじやねえつたら!次郎そうだい!新そうじやねえつたら、馬鹿!次郎馬鹿でも阿呆でも、そうだからそうだねえかよ!新ちつ、次郎なんぞになにがわかるもんだ!次郎へつ、そんじや、新ちやんはなんでもかんでもわかるのけ...
[#ここから2段組み]人間そめかつかじやさぶ農夫しげ馬方仲買おかみ娘男の子吏員助役吏員二農夫吏員三吏員四娘二青年女教師旅の女[#ここで2段組み終わり]どこかで鶏がトキを作っている。
さびれ切つた山がかりの宿のはづれ、乗合自動車発着所附近。
プロローグ私は京極光子と申します年は十七年三カ月学問は中学を卒業しただけで病気のために寝たきりで自分一人では一メートルも動けない詩を読んだのは宮沢賢治とホーマアのオデッセィの二冊だけですその私が、おどろくなかれ水仙と木魚という題で長い長い詩を書きますからどうぞ皆さん覚悟してくださいなこの中で私は人類よ、思いあがって水爆や原爆なんぞをポカポカとおっことして地球をこ...
[#ここから2段組み]お花健二六平仲蔵伍助杉村中年過ぎの女五郎(肥前)お銀番頭一、二松男金三吉通行人およね越後豊後陸前サツマ上州マキ子三河岩見井上医師[#ここで2段組み終わり]音楽(後のくだりのシンフォニイと同じ主題のオーヴァチュア)音楽をバックにしてアナウンス。
人スミ(花嫁)楠一六(花婿)鈴村彦之丞(スミの父親)信太郎(放火犯容疑者)お若(信太郎の恋人)土方(流れ者)区長旅商人(呉服小間物屋)刑事ユリ(サーカスのダンサー)乗合馬車の馭者サーカスの楽士達。
大野卯平邸の豪華な応接室。
丸山定夫君――本誌〔演劇・昭18〕昨年十二月号に君の書いた「答えと問い」を読んだ。
信濃なるすがの荒野にほととぎす鳴く声きけば時過ぎにけり――万葉東歌――八ヶ嶽の、雄大な裾野の一角。
人間お秋(26)その弟(16)沢子(22)秦(中年の仲仕)阪井(片腕の仲仕)初子(24)町田(25)杉山(36)女将客達仲仕達場或る港の酒場沢子の室六畳。
朝オルゴールの曲。
人間柴田欣一郎誠その長男欣二次男双葉次女富本三平圭子清水八郎せい子お光浮浪者[#改ページ]柴田一家が住み、食い、寝ているガランとした大きな洋室。
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