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刎橋の受け台について

木村荘八
『刎橋の受け台について』は青空文庫で公開されている木村荘八の短編作品。1,695文字で、おおよそ5分以内で読むことができます。
文字数
5分以内   1,695 文字
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書き出し
吉原のおはぐろ溝とこれに架かつた刎橋――(一葉がこの字を使つている)――「たけくらべ」にいふ「……垢ぬけのせし三十あまりの年増、小ざつぱりとせし唐棧ぞろひに紺足袋はきて、雪駄ちやらちやら忙がしげに横抱きの小包はとはでもしるし、茶屋が棧橋とんと沙汰して、廻り遠やこゝからあげまする、誂へ物の仕事やさんとこのあたりに言ふぞかし……」、この棧橋。
初出
底本
「東京の風俗」冨山房百科文庫、冨山房, 1978(昭和53)年3月29日
表記
新字旧仮名
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