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児童書版

京の四季

和辻哲郎
『京の四季』は青空文庫で公開されている和辻哲郎の短編作品。8,457文字で、おおよそ30分以内で読むことができます。
文字数
30分以内   8,457 文字
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書き出し
京都に足かけ十年住んだのち、また東京へ引っ越して来たのは、六月の末、樹の葉が盛んに茂っている時であったが、その東京の樹の葉の緑が実にきたなく感じられて、やり切れない気持ちがした。
初出
1950年   (「新潮」1950(昭和25)年10月号)
底本
「和辻哲郎随筆集」岩波文庫、岩波書店, 1995(平成7)年9月18日
表記
新字新仮名
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