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TOP 種田山頭火 中編(60分以内)

60分以内で読める種田山頭火の中編作品

青空文庫で公開されている種田山頭火の作品の中で、おおよその読了目安時間が「60分以内」の中編12作品を、おすすめ人気順に表示しています。

(12,001〜24,000文字の作品を対象としています。読了時間は「400字/分」の読書スピードで計算した場合の目安です)
1〜12件 / 全12件
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若うして死をいそぎたまへる母上の霊前に本書を供へまつる鉢の子大正十四年二月、いよいよ出家得度して、肥後の片田舎なる味取観音堂守となつたが、それはまことに山林独住の、しづかといへばしづかな、さびしいと思へばさびしい生活であつた。
十一月一日晴、行程七里、もみぢ屋という宿に泊る。
六月廿日(伊佐行乞)朝あけの道は山の青葉のあざやかさだ、昇る日と共に歩いた。
三月十二日晴、春寒、笹鳴、そして出立――八幡。
九月十一日広島尾道地方へ旅立つ日だ、出立が六時をすぎたので急ぐ、朝曇がだん/\晴れて暑くなる、秋日はこたえる、汗が膏のやうに感じられるほどだ。
一鉢千家飯山頭火□春風の鉢の子一つ□秋風の鉄鉢を持つ雲の如く行き水の如く歩み風の如く去る一切空五月十三日(室積行乞)まだ明けないけれど起きる、まづ日暦を今日の一枚めくり捨てゝから空模様を見る、有明月の明るさが好晴を保證してゐる。
五月廿八日廿九日澄太居柊屋。
十二月廿八日曇、雨、どしや降り、春日へ、そして熊本へ。
┌─────────────────────────┐│おかげさまで、五十代四度目の、││其中庵二度目の春をむかへること││ができました。
かうして山頭火ここにわたしのかげ昭和八年三月二十日ヨリ同年七月十日マデ三月二十日初雷。
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