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10分以内で読める小川未明の短編作品

青空文庫で公開されている小川未明の作品の中で、おおよその読了目安時間が「10分以内」の短編227作品を、おすすめ人気順に表示しています。

(2,001〜4,000文字の作品を対象としています。読了時間は「400字/分」の読書スピードで計算した場合の目安です)
1〜50件 / 全227件
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大きな国と、それよりはすこし小さな国とが隣り合っていました。
春の長閑な日で、垣根の内には梅が咲いていた。
川の中に、魚がすんでいました。
お正月でも、山の中は、毎日寒い風が吹いて、木の枝を鳴らし、雪がちらちらと降って、それはそれはさびしかったのです。
黒ねこは、家の人たちが、遠方へ引っ越していくときに、捨てていってしまったので、その日から寝るところもなければ、また、朝晩食べ物をもらうこともできませんでした。
そのおじさんは、いつも考えこんでいるような、やさしい人でした。
ある街に、気むずかしいおじいさんが住んでいました。
父さんは海へ、母さんは山へ、秋日和の麗わしい日に働きに出掛けて、後には今年八歳になる女の子が留守居をしていました。
犬ころしが、はいってくるというので、犬を飼っている家では、かわいい犬を捕られてはたいへんだといって、畜犬票をもらってきてつけてやりました。
英ちゃんは、お姉さんから、お古の財布をもらいました。
さよ子は毎日、晩方になりますと、二階の欄干によりかかって、外の景色をながめることが好きでありました。
松林で、聞きなれた鳥の声がしました。
この少年は、名を知られなかった。
ある日のこと、学校で先生が、生徒たちに向かって、「あなたたちはどんなときに、いちばんお父さんや、お母さんをありがたいと思いましたか、そう感じたときのことをお話しください。
のぶ子という、かわいらしい少女がありました。
町からはなれて、静かな村に、仲のいい兄妹が住んでいました。
太郎は、お父さんや、お母さんのいうことを聞きませんでした。
それは、独り、男の子と限った訳ではないが、子供を一人前に養育するということは決して容易なことでないのは、恐らく、すべての子供を持った程の人々なら、想像されることだと思います。
今度の震災の災禍が、経済上にまた政治上に、影響し、従って複雑な関係を個人生活の上にも生じた点が少くない。
天心に湧く雲程、不思議なものはない。
田園の破産学生の時分、暑中休暇に田舎へ帰って、百姓に接したときは、全くそこに都会から独立した生活があったように感じられたものです。
書かれている事件が人を驚かすのでない。
私は、机の前に坐っているうちに、いつしか年をとってしまいました。
光線の明るく射す室と、木影などが障子窓に落ちて暗い日蔭の室とがある。
白と黒の、ぶちのかわいらしい子ねこが、洋服屋の飾り窓のうちに、いつもひなたぼっこをしていました。
昔、あるところに、さびしいところの大好きなお姫さまがありました。
お母さんたちが、何か心配なことでもあって、じっと考えていられるとします。
物が新しくそこに生れるという事は、古い形が破壊されたということを意味するに他ならない。
ブリキ屋根の上に、糠(ぬか)のような雨が降っている。
いろいろの店にまじって、一けんの筆屋がありました。
私にとっては文芸というものに二つの区別があると思う。
極めて単調子な、意味のシンプルな子守唄が私の心を魅し去ってしまう。
一匹のねずみが、おとしにかかりました。
去年の寒い冬のころから、今年の春にかけて、たった一ぴきしか金魚が生き残っていませんでした。
林の中に、一本、とりわけ高いすぎの木がありました。
お父さんの、大事になさっている植木鉢のゆずが、今年も大きな実を二つつけました。
乳色の冬の空から、まぶしいほど、日の光は大地へ流れていました。
原っぱは、烈しい暑さでしたけれど、昼過ぎになると風が出て、草の葉はきらきらと光っていました。
お花は、その時分叔父さんの家に雇われていました。
ある町はずれのさびしい寺に、和尚さまと一ぴきの大きな赤犬とが住んでいました。
一体宗教というものが科学によって破壊されるものかどうかと云うことが疑問だ。
ある国に、戦争にかけてはたいへんに強い大将がありました。
赤地の原っぱで、三ちゃんや、徳ちゃんや、勇ちゃんたちが、輪になって、べいごまをまわしていました。
おせんといって、村に、唄の上手なけなげな女がありました。
年郎くんは、自分の造った西洋だこを持って、原っぱへ上げにいきました。
ある町に一人の妙な男が住んでいた。
ある町にたいそう上手な医者が住んでいました。
夏休みの間のことでありました。
正ちゃんの、飼っている黒犬が、このごろから他家の鶏を捕ったり、うきぎを捕ったりして、みんなから悪まれていました。
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