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児童書版

法句経

作者不詳
『法句経』は青空文庫で公開されている作者不詳の長編作品。30,498文字で、おおよそ1時間〜で読むことができます。
文字数
1時間〜   30,498 文字
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書き出し
法句の語は大別して二種の義に解釋せらる、一は法は教の義にして法句とは釋尊の教の文句なり、又他の一は法は本體を詮し、一切萬象の終極の體即ち涅槃の義、而して句の原語は元來足跡の義にして、轉じて道或は句の義となりしものなれば、その原の意味にて道の義と解すれば法句は涅槃への道とも譯せらる、涅槃への道は換言せば覺らす教の意味なり、今は何れにても可なれども、古來漢譯されて人口に膾炙せるまゝ法句と稱へたり。
初出
底本
「法句経」岩波文庫、岩波書店, 1935(昭和10)年6月30日
表記
旧字旧仮名
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