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1時間〜で読める島崎藤村の長編作品

青空文庫で公開されている島崎藤村の作品の中で、おおよその読了目安時間が「1時間〜」の長編21作品を、おすすめ人気順に表示しています。

(24,001文字〜の作品を対象としています。読了時間は「400字/分」の読書スピードで計算した場合の目安です)
1〜21件 / 全21件
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この書の世に出づるにいたりたるは、函館にある秦慶治氏、及び信濃にある神津猛氏のたまものなり。
序の章木曾路はすべて山の中である。
こゝろなきうたのしらべはひとふさのぶだうのごとしなさけあるてにもつまれてあたゝかきさけとなるらむぶだうだなふかくかゝれるむらさきのそれにあらねどこゝろあるひとのなさけにかげにおくふさのみつよつそはうたのわかきゆゑなりあぢはひもいろもあさくておほかたはかみてすつべきうたゝねのゆめのそらごと秋の思秋秋は来ぬ秋は来ぬ一葉は花は露ありて...
敬愛する吉村さん――樹さん――私は今、序にかえて君に宛てた一文をこの書のはじめに記すにつけても、矢張呼び慣れたように君の親しい名を呼びたい。
[#ページの左右中央]序の章[#改ページ]「岸本君――僕は僕の近来の生活と思想の断片を君に書いて送ろうと思う。
自若菜集、一葉舟、夏草、落梅集の四卷をまとめて合本の詩集をつくりし時に遂に、新しき詩歌の時は來りぬ。
六十歳を迎へて年若い時分には、私は何事につけても深く/\と入つて行くことを心掛け、また、それを歡びとした。
橋本の家の台所では昼飯の仕度に忙しかった。
子供らは古い時計のかかった茶の間に集まって、そこにある柱のそばへ各自の背丈を比べに行った。
はしがきわたしが皆さんのようなかたとおなじみになったのは、以前に三冊の少年の読本を書いた時からでした。
第一章円山応挙が長崎の港を描いたころの南蛮船、もしくはオランダ船なるものは、風の力によって遠洋を渡って来る三本マストの帆船であったらしい。
第八章母刀自の枕屏風にいやしきもたかきもなべて夢の世をうら安くこそ過ぐべかりけれ花紅葉あはれと見つつはるあきを心のどけくたちかさねませおやのよもわがよも老をさそへども待たるるものは春にぞありける新しく造った小屏風がある。
藁草履(わらぞうり)島崎藤村長野県北佐久郡岩村田町大字金(かね)の手(て)の角にある石が旅人に教えて言うには、これより南、甲州街道。
懐古園の城門に近く、桑畠の石垣の側で、桜井先生は正木大尉に逢った。
芽生島崎藤村浅間の麓(ふもと)へも春が近づいた。
おげんはぐっすり寝て、朝の四時頃には自分の娘や小さな甥(おい)なぞの側に眼をさました。
今でこそ私もこんなに肥ってはおりますものの、その時分は瘠(やせ)ぎすな小作りな女でした。
私の子供が初めて小學校へ通ふやうに成つた其翌日から、私は斯の手紙を書き始めます。
はしがき父さんが遠い外國の方から歸(かへ)つた時、太郎や次郎への土産話にと思ひまして、いろ/\な旅のお話をまとめたのが、父さんの『幼きものに』でした。
大阪より城崎へ朝曇りのした空もまだすゞしいうちに、大阪の宿を發(た)つたのは、七月の八日であつた。
橋本の正太は、叔父を訪ねようとして、両側に樹木の多い郊外の道路へ出た。
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