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児童書版

水車小屋

槙村浩
『水車小屋』は青空文庫で公開されている槙村浩の短編作品。495文字で、おおよそ5分以内で読むことができます。
文字数
5分以内   495 文字
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書き出し
村のはづれの水車小屋ひとり淋しく立って居る向の川の水車しぶきをパッと散らしてはぐる/\/\と威勢よく風吹く時も雨の日も休まずたはまず廻ってるお日さん西に沈みかけ夕の鐘が鳴ったとき小屋の窓から首出してたった一人のお爺さん手をあて空を眺めては「あゝ又鐘がなってゐる今日も早、今くれて行く」私が小屋へ来てからは早廿年たったのか月日のたつのは早い者思出しては夢の様...
初出
底本
「槇村浩全集」平凡堂書店, 1984(昭和59)年1月20日
表記
新字旧仮名
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