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児童書版

樅ノ木は残った 03 第三部

山本周五郎
『樅ノ木は残った』は青空文庫で公開されている山本周五郎の長編作品。186,509文字で、おおよそ1時間〜で読むことができます。
文字数
1時間〜   186,509 文字
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書き出し
川の音七月中旬の午後、――ひどく暑い日で、風もなく、白く乾いた奥州街道を、西にかたむいた陽が、じりじりと照らしていた。
初出
1956年   (「日本経済新聞」1956(昭和31)年3月10日~9月30日)
底本
「山本周五郎全集第十巻 樅ノ木は残った(下)」新潮社, 1982(昭和57)年12月25日
表記
新字新仮名
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