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『小言林』あとがき

新村出
『『小言林』あとがき』は青空文庫で公開されている新村出の短編作品。861文字で、おおよそ5分以内で読むことができます。
文字数
5分以内   861 文字
人気
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書き出し
編者はさきに『言林』を編集したが、全国書房社長田中秀吉氏は、更に適切な学習用国語辞典の乏しいことを遺憾として、これが編集を懇請された。
初出
1949年   (「小言林」全国書房、1949(昭和24)年8月)
底本
「新村出全集第九巻」筑摩書房, 1972(昭和47)年11月30日
表記
新字新仮名
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新村出 の人気作品

『広辞苑』自序
新村出
いまさら辞典懐古の自叙でもないが、明治時代の下半期に、国語学言語学を修めた私は、現在もひきつづいて恩沢を被りつつある先進諸家の大辞書を利用し受益したことを忘れぬし、大学に進入したころには、恩師上田万年先生をはじめ、藤岡勝二・上田敏両先進の、辞書編集法およびその沿革についての論文等を読んで、つとに啓発されたのであった。
10分以内
『広辞苑』後記
新村出
昭和十年の初頭以来、粒々の辛苦を積んで完成を急ぎつつあった『改訂辞苑』の原稿も組版も、二十年四月二十九日の戦火に跡形もなく焼け失せ、茫然たる編者の手許にはただ一束の校正刷のみが残された。
10分以内
『言苑』跋
新村出
『辞苑』出でて茲に三星霜、幸に大方人士の歓迎と支援とを得て、版を重ぬること実に百八十有二、編者の洵に欣幸とする所である。
5分以内
『言林』新版序
新村出
われわれの文化生活のうち、日常ないし教育および教養、いろいろの場合において、専門辞書は別として、普通辞書が欠くべからざることは、今更特筆するにも及ばないが、編者の如き、永年国語の学習や研究や教育に従事し来たった者にとっても、座右常に手ばなせない物は、小中辞典である。
5分以内