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60分以内で読める直木三十五の中編作品

青空文庫で公開されている直木三十五の作品の中で、おおよその読了目安時間が「60分以内」の中編4作品を、おすすめ人気順に表示しています。

(12,001〜24,000文字の作品を対象としています。読了時間は「400字/分」の読書スピードで計算した場合の目安です)
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便室(老中が、城内で、親しい者と話をする小部屋)の襖(ふすま)を開けると「急用で御座りますかな」と、口早にいって、越前守は、松平伊豆守信祝(信綱の曾孫)の前へ坐った。
鍵屋の辻直木三十五張扇から叩きだすと、「伊賀の水月、三十六番斬り」荒木又右衛門源義村(みなもとのよしむら)――琢磨兵林(たくまひょうりん)による、秀国、本当は保和、諱(なのり)だけでも一寸(ちょっと)これ位ちがっているが――三池伝太光世(みつよ)の一刀をもって「バタバタ」と旗本の附人共三十六人を斬って落すが、記録で行くとこの附人なる者がただの二人になってしまう。
桜井半兵衛は、門弟に、稽古をつけながら(何故、助太刀を、このわしが、しなくてはならぬのか?)と、その理由を、考えていた。
上篇ノすぐ前に居た一人が突のめされたように、たたっと、よろめいて、双手で頭を抱えると、倒れてしまった。
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