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TOP 国枝史郎短編（30分以内）戯作者

戯作者

国枝史郎

『戯作者』は青空文庫で公開されている国枝史郎の短編作品。11,584文字で、おおよそ30分以内で読むことができます。

文字数

30分以内 11,584 文字

人気

-- PV

書き出し

初対面「あの、お客様でございますよ」女房のお菊が知らせて来た。

初出

1925年 (「サンデー毎日」1925（大正14）年4月1日春季特別号)

底本

「国枝史郎伝奇全集　巻五」未知谷, 1993（平成5）年7月20日

表記

新字新仮名

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国枝史郎の人気作品

神州纐纈城

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蔦葛木曽棧

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わかりきった話

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ある日の暮方の事である。

注文の多い料理店

二人の若い紳士が、すっかりイギリスの兵隊のかたちをして、ぴかぴかする鉄砲をかついで、白熊のような犬を二疋（ひき）つれて、だいぶ山奥の、木の葉のかさかさしたとこを、こんなことを云（い）いながら、あるいておりました。