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児童書版

福翁自伝 02 福翁自伝

福沢諭吉
『福翁自伝』は青空文庫で公開されている福沢諭吉の長編作品。227,212文字で、おおよそ1時間〜で読むことができます。
文字数
1時間〜   227,212 文字
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書き出し
慶應義塾の社中にては、西洋の学者に往々自から伝記を記すの例あるを以て、兼てより福澤先生自伝の著述を希望して、親しく之(これ)を勧めたるものありしかども、先生の平生甚だ多忙にして執筆の閑を得ずその儘(まま)に経過したりしに、一昨年の秋、或(あ)る外国人の需に応じて維新前後の実歴談を述べたる折、風と思い立ち、幼時より老後に至る経歴の概略を速記者に口授して筆記せしめ、自から校正を加え、福翁自伝と題して、昨年七月より本年二月までの時事新報に掲載したり。
初出
1898年   (「時事新報」時事新報社、1898(明治31)年7月1日号~1899(明治32)年2月16日号)
底本
「福澤諭吉著作集 第12巻 福翁自伝 福澤全集緒言」慶應義塾大学出版会, 2003(平成15)年11月17日
表記
新字新仮名
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