ブンゴウサーチ
児童書版

日本男子論

福沢諭吉
『日本男子論』は青空文庫で公開されている福沢諭吉の長編作品。26,832文字で、おおよそ1時間〜で読むことができます。
文字数
1時間〜   26,832 文字
人気
  305 PV
書き出し
明治十八年夏の頃、『時事新報』に「日本婦人論」と題して、婦人の身は男子と同等たるべし、夫婦家に居て、男子のみ独り快楽を専らにし独り威張るべきにあらず云々(うんぬん)の旨を記して、数日の社説に掲げ、また十九年五月の『時事新報』「男女交際論」には、男女両性の間は肉交のみにあらず、別に情交の大切なるものあれば、両性の交際自由自在なるべき道理を陳べたるに、世上に反対論も少なくして鄙見の行われたるは、記者の喜ぶ所なれども、右の「婦人論」なり、また「交際論」なり、いずれも婦人の方を本にして論を立てた...
初出
1888年   (「時事新報」1888(明治21)年1月13日~24日)
底本
「福沢諭吉家族論集」岩波文庫、岩波書店, 1999(平成11)年6月16日
表記
新字新仮名
※「人気」は青空文庫の過去10年分のアクセスランキングを集計した累計アクセス数から算出しています。