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児童書版

京都学校の記

福沢諭吉
『京都学校の記』は青空文庫で公開されている福沢諭吉の短編作品。3,299文字で、おおよそ10分以内で読むことができます。
文字数
10分以内   3,299 文字
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書き出し
明治五年申五月朔日、社友早矢仕氏とともに京都にいたり、名所旧跡はもとよりこれを訪うに暇あらず、博覧会の見物ももと余輩上京の趣意にあらず、まず府下の学校を一覧せんとて、知る人に案内を乞い、諸処の学校に行きしに、その待遇きわめて厚く、塾舎・講堂、残るところなく見るを得たり。
初出
底本
「福沢諭吉教育論集」岩波文庫、岩波書店, 1991(平成3)年3月18日
表記
新字新仮名
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