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内村鑑三の全作品

青空文庫で公開されている内村鑑三の全作品10篇を、おすすめ人気順で表示しています。

1〜10件 / 全10件
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はしがきこの小冊子は、明治二十七年七月相州箱根駅において開設せられしキリスト教徒第六夏期学校において述べし余の講話を、同校委員諸子の承諾を得てここに印刷に附せしものなり。
曠野と湿潤なき地とは楽しみ、沙漠は歓びて番紅のごとくに咲かん、盛に咲きて歓ばん、喜びかつ歌わん、レバノンの栄えはこれに与えられん、カルメルとシャロンの美しきとはこれに授けられん、彼らはエホバの栄を見ん、我らの神の美わしきを視ん。
一、春の枝に花あり夏の枝に葉あり秋の枝に果あり冬の枝に慰あり二、花散りて後に葉落ちて後に果失せて後に芽は枝に顕はる三、嗚呼憂に沈むものよ嗚呼不幸をかこつものよ嗚呼冀望の失せしものよ春陽の期近し四、春の枝に花あり夏の枝に葉あり秋の枝に果あり冬の枝に慰あり。
十一月十五日栃木県氏家在狭間田に開かれたる聖書研究会に於て述べし講演の草稿。
第一講ヨブ記はいかなる書であるか◯ヨブ記の発端は一章、二章にして、十九章がその絶頂たり、それより下りて四十二章を以て終尾となす。
月清し、星白し、霜深し、夜寒し、家貧し、友尠(すくな)し、歳尽て人帰らず、思は走る西の海涙は凍る威海湾南の島に船出せし恋しき人の迹(あと)ゆかし人には春の晴衣軍功の祝酒我には仮りの侘住独り手向る閼伽(あか)の水我空ふして人は充つ我衰へて国栄ふ貞を冥土の夫に尽し節を戦後の国に全ふす月清し、星白し、霜深し、夜寒し、家貧し、友尠(すくな)...
我の諂ふべき人なし我の組すべき党派なし我の戴くべき僧侶なし我の維持すべき爵位なし我に事ふべきの神あり我に愛すべきの国あり我に救ふべきの人あり我に養ふべきの父母と妻子あり四囲の山何ぞ青き加茂の水何ぞ清き空の星何ぞ高き朝の風何ぞ爽き一函の書に千古の智恵あり以て英雄と共に語るを得べし一茎の筆に奇異の力あり以て志を千載に述るを得べし我に友を容るゝの室あり...
天の命ありて英国始めて、青海原より立し時、其特職なればとて、守護の神はたゝへて曰く、不烈巓国よ波に覇たれ、不烈巓人は奴隷ならじ。
客あり余に問ふに左の二三の事項を以てせり、而(しか)して余は爾(し)か答へぬ。
一、独立論独立を唱ふるは善し、然れども如何にして之を実行すべき乎(か)、言ふを休めよ「汝我と共に独立する時は我も独立せん」と独立とは「独り立つ」といふことなり、他人と共ならでは立ち得ざる人は独立には非らざるなり、独立を望むものは先づ独りで立つべきなり、而して独立の人相集て始めて独立の教会もあり、独立の国家もあるなり、集合的独立を望んで個人的独立を敢てせざるものは独立するとも独立の好結果に与かり得ざるなり、我等は厄介者と共に独立するを甚だ迷惑に感ずるなり、他人の独立...
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