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児童書版

源氏物語 39 夕霧一

紫式部
『源氏物語』は青空文庫で公開されている紫式部の長編作品。27,019文字で、おおよそ1時間〜で読むことができます。
文字数
1時間〜   27,019 文字
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書き出し
つま戸より清き男の出づるころ後夜の律師のまう上るころ(晶子)一人の夫人の忠実な良人という評判があって、品行方正を標榜していた源左大将であったが、今は女二の宮に心を惹(ひ)かれる人になって、世間体は故人への友情を忘れないふうに作りながら、引き続いて一条第をお訪ねすることをしていた。
初出
底本
「全訳源氏物語 中巻」角川文庫、角川書店, 1971(昭和46)年11月30日改版
表記
新字新仮名
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