ブンゴウサーチ
児童書版

遠望

萩原朔太郎
『遠望』は青空文庫で公開されている萩原朔太郎の短編作品。150文字で、おおよそ5分以内で読むことができます。
文字数
5分以内   150 文字
人気
  -- PV
書き出し
さばかり悲しみたまふとや、わが長く叫べること、煉瓦の門に入りしこと、路上に草をかみしこと、なべてその日を忘れえず、いはむや君が來し方を指さし、かの遠望をしたたむる、あはれ、あはれ、わが古き街の午後の風見よ。
初出
底本
「萩原朔太郎全集 第三卷」筑摩書房, 1977(昭和52)年5月30日
表記
旧字旧仮名
※「人気」は青空文庫の過去10年分のアクセスランキングを集計した累計アクセス数から算出しています。