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30分以内で読める新渡戸稲造の短編作品

青空文庫で公開されている新渡戸稲造の作品の中で、おおよその読了目安時間が「30分以内」の短編10作品を、おすすめ人気順に表示しています。

(4,001〜12,000文字の作品を対象としています。読了時間は「400字/分」の読書スピードで計算した場合の目安です)
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私はちと所要あって田舎の方へ参っていたが今日この席に立て標題のようなお話しをするようにとのこと、この日に限って御無沙汰するのも何だか気持がわるいし、またこの日を撰(えらん)で友を避けるというのも四十八ヶ年以来の習慣方度に背く。
ソクラテスに依りて懐疑を解く私は十五、六歳の学生時代から、世の中のことに就て思い悩んでいた。
国を偉大にする一の方法長く外国におり、しかも日本人と交わること少く、かえって日々多数の国の人々と交わっていると、各国の国民性をいくらか窺(うかが)うことが出来るように思う。
渡米船上の感激先達中本誌の余白を借りてデモクラシーに関して一言するところがあった。
内部の矩と外部の矩論語にある「己の欲するところに従えども矩(のり)を踰(こ)えず」の一句こそ実に自由の定義を能く述べて尽したものであると前号に説明し、然らば矩とは何なるかと反問し、これには大略内部と外部との二つに分つことが出来ようと述べた。
国際聯盟とその加盟国国際聯盟というものに就ては分ったようで分らぬものが多い。
片言ながらも外国に後れなかった思想明治の初年頃には随分思いきった政治論も社会改良論も行われた。
あるいは東、あるいは西といえば如何にも両者の間に懸隔あるように聞ゆる。
久振で東京へ帰ッて参りまして、安心して休むつもりであッたところが、突然お呼出しになりまして、定めし何にか御馳走でもあるじゃろうと思ッて来たところが、二階の階段で演説をという命令である。
今日は教育家の大会を御催しなされたに付きまして御招待に預り出席致しましたが、私は普通いわゆる教育家という方々の仲間入を致しましたのが昨年の暮でありまして、まだ十分に教育家たるの資格も具えておらずまたその心得も持ちませぬので、諸君の前に立って教育に関する意見を述べる期節にはまだ至りませぬ。
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