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10分以内で読める岡本かの子の短編作品

青空文庫で公開されている岡本かの子の作品の中で、おおよその読了目安時間が「10分以内」の短編25作品を、おすすめ人気順に表示しています。

(2,001〜4,000文字の作品を対象としています。読了時間は「400字/分」の読書スピードで計算した場合の目安です)
1〜25件 / 全25件
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ひとくちに慈悲ぶかい人といえば、誰にでもものを遣る人、誰のいうことをも直ぐ聞き入れてやる人、何事も他人の為に辞せない人、こう極めて仕舞うのが普通でしょう。
萩、刈萱、葛、撫子、女郎花、藤袴、朝顔。
巴里の北の停車場でおまえと訣(わか)れてから、もう六年目になる。
女なればか力など望まで弱く美しく生れしまゝの男にてあれ甲斐なしや強げにものを言ふ眼より涙落つるも女なればか血の色の爪に浮くまで押へたる我が三味線の意地強き音前髪も帯の結びも低くしてゆふべの街をしのび来にけり天地を鳴らせど風のおほいなる空洞なる声淋しからずや朝寒の机のまへに開きたる新聞紙の香高き朝かな我が髪の元結ひもやゝゆるむらむ温き湯に身をひたす時かろきねたみ捨てむなど邪おもふ時に君...
「それはヘロドトスの古希臘伝説中の朴野な噴水からアグリッパの拵(こしら)えた羅馬市中百五つの豪壮な噴水、中世の僧院の捏怪な噴水、清寂な文芸復興期の噴水、バロッコ時代の技巧的な噴水――どれもみな目に見えぬものを水によって見ようとする人間の非望を現わしたものではないでしょうか」「これも理想を追求する人間意慾の現れと見るときには、あまりに雛型過ぎて笑止なおもちゃじみた事柄ですが」「だが英国くらい昔から噴水に縁の無い国はありませんわ」と若い夫人は老いたる良人のロジャー氏と私を交る交...
セーヌの河波の上かわが、白ちゃけて来る。
春は私がともすれば神経衰弱になる季節であります。
――二十余年前の春兄は第一高等学校の制帽をかぶっていた。
わたくしは自分達を夫とか妻とか考えません。
恋愛は詩、ロマンチツクな詩、しかも決して非現実的な詩ではないのであります。
巴里の北の停車場でおまえと訣(わか)れてから、もう六年目になる。
食欲でもないし、情欲でもない。
東京の西郊に私の実家が在つた。
独逸でのクリスマスを思い出します。
(1)気むずかしい夫何が気に入らないのか、黙りこくってむっつりしている。
そちらのお座敷にはもうそろそろ西陽が射す頃で御座いませう?鋭い斜光線の直射があなたのお机のわきの磨りガラスの窓障子へ光の閃端をうちあてると万遍なくお部屋の内部がオレンヂ色にあかるくなりますのね、そしてにわかに蒸暑くなるのでせう、あなたは急に汗を余計お出しになる。
彼が公園内に一歩をいれた時、彼はまだ正気だった。
一平兎(と)に角、近代の女性は型がなくなった様だね。
倫敦に於ける五月一日は新聞の所謂「赤」一党のみが辛うじてメーデーを維持する。
晴れた秋の夜は星の瞬きが、いつもより、ずつとヴイヴイツトである。
元禄享保の頃、関西に法眼、円通という二禅僧がありました。
○処女時代の私は、兄と非常に密接して居ました。
旅人のカクテール旅人は先ず大通のオペラの角のキャフェ・ド・ラ・ペーイで巴里の椅子の腰の落付き加減を試みる。
はつ湯男の方は、今いう必要も無いから別問題として、一体私は女に好かれる素質を持って居た。
夕食前の小半時、巴里のキャフェのテラスは特別に混雑する。
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