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通常版

赤いガラスの宮殿

小川未明
『赤いガラスの宮殿』は青空文庫で公開されている小川未明の短編作品。5,379文字で、おおよそ30分以内で読むことができます。
文字数
30分以内   5,379 文字
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書き出し
独りものの平三は、正直な人間でありましたが、働きがなく、それに、いたって無欲でありましたから、世間の人々からは、あほうものに見られていました。
初出
1929年   (「赤い鳥」1929(昭和4)年1月)
底本
「定本小川未明童話全集 6」講談社, 1977(昭和52)年4月10日
表記
新字新仮名
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