百舌鳥

山村暮鳥

いちめんのなのはないちめんのなのはないちめんのなのはないちめんのなのはないちめんのなのはないちめんのなのはないちめんのなのはなかすかなるむぎぶえいちめんのなのはないちめんのなのはないちめんのなのはないちめんのなのはないちめんのなのはないちめんのなのはないちめんのなのはないちめんのなのはなひばりのおしやべりいちめんのなのはないちめんのなのはな...

山村暮鳥

きれいなきれいな雪だこと畑も屋根もまつ白だきれいでなくつてどうしませう天からふつてきた雪だもの。

山村暮鳥

ちるちる・みちる山村暮鳥自お芋（いも）の蒸（ふ）けるのを、子（こ）ども等（ら）と樂（たの）しく一しよにまちながら……わたしは二人（ふたり）の子（こ）どもの父（ちゝ）であります。

山村暮鳥

百舌鳥やきいりきり鉄砲ぶちにきをつけろあつちみろこつちみろもずやきいりきり枯草山に火をつけろ。

楠山正雄

むかし、むかし、ある家のお倉の中に、お米を持って、麦を持って、粟（あわ）を持って、豆を持って、たいそうゆたかに暮らしているお金持ちのねずみが住んでおりました。

新美南吉

イツピキノデンデンムシガアリマシタ。

ヴィルヘルム・カール・グリム

むかし、むかし、小さい女の子がありました。

宮沢賢治

わたしたちは、氷砂糖をほしいくらいもたないでも、きれいにすきとおった風をたべ、桃いろのうつくしい朝の日光をのむことができます。