30分以内で読める青空文庫の短編児童文学作品（5ページ目）

ごほうびの賞が、一つ出ました。

あるところに、あまり性質のよくない男が住んでいました。

マグレガーさんとピーターとベンジャミンのちいさなおともだちみんなへなんでもレタスをたべすぎると“さいみんこうか”があるそうです。

北方の海は、銀色に凍っていました。

どこからともなく、北国に、奇妙な男が入ってきました。

あるところに、性質の異った姉妹がありました。

皆さん、あなた方は、納豆売の声を、聞いたことがありますか。

正ちゃんは、いまに野球のピッチャーになるといっています。

ばにばにパパさんからソーリーじゅうのこどもたちへあるひのあさ１ぴきのこうさぎが、こみちのわきのどてにすわっておりました。

昔のことでありました。

一時間ごと、三十分ごとに、時計の上の方にある小さな戸を押し開いて、赤いくちばしをした鳩（はと）が顔を出して、時間の数だけホウホウとなく時計のあることは、みなさん御存じでせうね。

むかしむかし、あるところにちっちゃな、かわいい女の子がおりました。

新しい道が、つくりかけられていました。

花園の春「黄金の羽虫、どこから来たの。

春風が吹くころになると、窓のガラスの汚れがきわだって目につくようになりました。

昔、或（あ）る大きな山の麓に小さなお寺がありました。

むかし、インドに、ターコール僧正というえらいお坊さまがいました。

ニュートン祭イギリスのニュートンと云（い）えば、科学の先祖のように尊ばれているのは、多分皆さんもご存じでしょう。

二人の少年が、竹刀をこわきに抱えて、話しながら歩いてきました。

古い頃の日本の数学数学と云（い）えば、今ではすべて西洋から輸入した算法が用いられ、それが一般に行われているのですが、日本にも昔の江戸時代には和算と称えられている数学がかなりに発達して、たくさんの和算学者が出たのでした。

お嬢さんの持っていましたお人形は、いい顔で、めったに、こんなによくできたお人形はないのでしたが、手もとれ、足もこわれて、それは、みるから痛ましい姿になっていました。

あるところに、辰吉という少年がありました。

おどろき池の中には、黄色なすいれんが咲いていました。

むかし近江国の余呉湖という湖水に近い寂しい村に、伊香刀美というりょうしが住んでおりました。

高窓の障子の破れ穴に、風があたると、ブー、ブーといって、鳴りました。

四國のある山の中に、おもしろい狐がすんでいました。

正吉の記憶に、残っていることがあります。

遠く、いなかから、出ていらした、おじいさんがめずらしいので、勇吉は、そのそばをはなれませんでした。

［＃改見開き］太郎「鶴がカアカアつて啼（な）いてるの、あれ泣いてるんですか、おぢさん」おぢさん「泣てるんぢやない、うれしくて歌つてるんです。

「お母さん。

俊坊はをぢさんの手にぶら下りながら、夜の街通りをゆきました。

ある空の赤い、晩方のことであります。

むかし、むかし、海の底に竜王とお后がりっぱな御殿をこしらえて住んでいました。

おとら狐（ぎつね）のはなしは、どなたもよくご存じでしょう。

いつの頃か、あるところに一疋（ぴき）の猫がゐました。

第一回の旅行をすまして、お家へ帰つた虹猫は、第二回の旅行にかゝりました。

大きな工場のかたすみに、倉庫があります。

河の中に、魚が、冬の間じっとしていました。

レールが、町から村へ、村から平原へ、そして、山の間へと走っていました。

石之助が机にむかつて、算術をかんがへてゐますと、となりの金さんが来て、「佐太さん。

インドだのエジプトだのといふやうな熱帯地方へいきますと、蛇使と言つて蛇にいろ／＼のことをさせて見せる、わたり歩きの見世物師がゐます。

佐吉が寝ていると、高窓の破れから、ちらちらと星の光がさしこみます。

上等兵小野清作は、陸軍病院の手厚い治療で、腕の傷口もすっかりなおれば、このごろは義手を用いてなに不自由なく仕事ができるようになりました。

むかし、上野国館林に、茂林寺というお寺がありました。

私たちは、村はずれの野原で、日の暮れるのも知らずに遊んでいました。

デパートの高い屋根の上に、赤い旗が、女や子供のお客を呼ぶように、ひらひらとなびいていました。

ある日、光子さんは庭に出て上をあおぐと、青々とした梅の木の枝に二匹のはちが巣をつくっていました。

万作は十二歳になりました。

パナマの運河といへば、だれにもおわかりのとほり、南北アメリカのまん中の、一とうせまい、約五十マイルの地峡をきりひらいて、どんな大きな軍艦でもとほれるやうにこしらへたほりわりです。

Ｓ（えす）という少年がありました。