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TOP 児童書 小川未明 短編(10分以内)

10分以内で読める小川未明の短編児童文学作品

青空文庫で公開されている小川未明の児童文学作品の中で、おおよその読了目安時間が「10分以内」の短編190作品を、おすすめ人気順に表示しています。

(2,001〜4,000文字の作品を対象としています。読了時間は「400字/分」の読書スピードで計算した場合の目安です)
1〜50件 / 全190件
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大きな国と、それよりはすこし小さな国とが隣り合っていました。
川の中に、魚がすんでいました。
お正月でも、山の中は、毎日寒い風が吹いて、木の枝を鳴らし、雪がちらちらと降って、それはそれはさびしかったのです。
黒ねこは、家の人たちが、遠方へ引っ越していくときに、捨てていってしまったので、その日から寝るところもなければ、また、朝晩食べ物をもらうこともできませんでした。
そのおじさんは、いつも考えこんでいるような、やさしい人でした。
ある街に、気むずかしいおじいさんが住んでいました。
父さんは海へ、母さんは山へ、秋日和の麗わしい日に働きに出掛けて、後には今年八歳になる女の子が留守居をしていました。
犬ころしが、はいってくるというので、犬を飼っている家では、かわいい犬を捕られてはたいへんだといって、畜犬票をもらってきてつけてやりました。
英ちゃんは、お姉さんから、お古の財布をもらいました。
さよ子は毎日、晩方になりますと、二階の欄干によりかかって、外の景色をながめることが好きでありました。
松林で、聞きなれた鳥の声がしました。
この少年は、名を知られなかった。
ある日のこと、学校で先生が、生徒たちに向かって、「あなたたちはどんなときに、いちばんお父さんや、お母さんをありがたいと思いましたか、そう感じたときのことをお話しください。
のぶ子という、かわいらしい少女がありました。
町からはなれて、静かな村に、仲のいい兄妹が住んでいました。
太郎は、お父さんや、お母さんのいうことを聞きませんでした。
白と黒の、ぶちのかわいらしい子ねこが、洋服屋の飾り窓のうちに、いつもひなたぼっこをしていました。
昔、あるところに、さびしいところの大好きなお姫さまがありました。
いろいろの店にまじって、一けんの筆屋がありました。
一匹のねずみが、おとしにかかりました。
去年の寒い冬のころから、今年の春にかけて、たった一ぴきしか金魚が生き残っていませんでした。
林の中に、一本、とりわけ高いすぎの木がありました。
お父さんの、大事になさっている植木鉢のゆずが、今年も大きな実を二つつけました。
乳色の冬の空から、まぶしいほど、日の光は大地へ流れていました。
原っぱは、烈しい暑さでしたけれど、昼過ぎになると風が出て、草の葉はきらきらと光っていました。
お花は、その時分叔父さんの家に雇われていました。
ある町はずれのさびしい寺に、和尚さまと一ぴきの大きな赤犬とが住んでいました。
ある国に、戦争にかけてはたいへんに強い大将がありました。
赤地の原っぱで、三ちゃんや、徳ちゃんや、勇ちゃんたちが、輪になって、べいごまをまわしていました。
おせんといって、村に、唄の上手なけなげな女がありました。
年郎くんは、自分の造った西洋だこを持って、原っぱへ上げにいきました。
ある町に一人の妙な男が住んでいた。
ある町にたいそう上手な医者が住んでいました。
夏休みの間のことでありました。
正ちゃんの、飼っている黒犬が、このごろから他家の鶏を捕ったり、うきぎを捕ったりして、みんなから悪まれていました。
ある村から、毎日町へ仕事にいく男がありました。
お庭の垣根のところには、コスモスの花が、白、うす紅色と、いろいろに美しく咲いていました。
東京のお正月は、もう梅の花が咲いていて、お天気のいい日は、春がやってきたようにさえ見えるのであります。
夏の昼過ぎでありました。
光子さんが、学校へいこうとすると、近所のおばあさんが、赤ちゃんをおぶって、日の当たる道の上に立っていました。
町のある酒屋の小舎の中で、宿無し犬が子供を産みました。
南方の暖かな島でありました。
ずっと前には、ちょっと旅行するのにも、バスケットを下げてゆくというふうで、流行したものです。
それは、さむいさむい朝のことでした。
このごろ毎日のように昼過ぎになると、黒いちょうが庭の花壇に咲いているゆりの花へやってきます。
ある日、かりゅうどが山へいくと、子ざるが木の実を拾ってたべていました。
だんだんと山の方へはいってゆく田舎の道ばたに、一軒の鍛冶屋がありました。
英ちゃんの飼っているやまがらは、それは、よく馴(な)れて、かごから出ると指先にとまったり、頭の上にとまったり、また、耳にとまったりするので、みんなからかわいがられていました。
頭が過敏すぎると、口や、手足の働きが鈍り、かえって、のろまに見えるものです。
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