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通常版

夢野久作の児童文学全作品

青空文庫で公開されている夢野久作の児童文学全作品51篇を、おすすめ人気順で表示しています。

1〜50件 / 全51件
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初茸、松茸、椎茸、木くらげ、白茸、鴈(がん)茸、ぬめり茸、霜降り茸、獅子茸、鼠茸、皮剥ぎ茸、米松露、麦松露なぞいうきのこ連中がある夜集まって、談話会を始めました。
懐中時計が箪笥の向う側へ落ちて一人でチクタクと動いておりました。
死にかかった病人の枕元でお医者が首をひねって、「もう一時間も六カしいです」と言いました。
アメリカ生まれのキューピーがいなくなったので、おもちゃ箱の中は大変なさわぎがはじまりました。
ある国に王様がありまして、夫婦の間にたった一人、オシャベリ姫というお姫さまがありました。
うた子さんは友達に教わって、水仙の根を切り割って、赤い絵の具と青い絵の具を入れて、お庭の隅に埋めておきました。
キャラメルと飴玉とがお菓子箱のうちで喧嘩をはじめました。
泥棒がケチンボの家へ入ってピストルを見せて、お金を出せと言いました。
むかし、ある国に、水晶のような水が一ぱいに光っている美しい湖がありまして、そのふちに一つの小さな村がありました。
五郎君はお菓子が好きでしようがありませんでした。
豚吉は背の高さが当り前の半分位しかないのに、その肥り方はまた普通の人の二倍の上もあるので、村の人がみんなで豚吉という名をつけたのです。
夏の暑い日になまけものがひるねをしておりますと、蚤と蚊が代る代るやって来て刺したり食いついたりしました。
ペン先がインキにこう言いました。
ひらめが海を泳いでいますと、鷹が飛んで来て掴もうとしましたが、水が深いので掴めません。
冬になると蛇も蛙も何もたべなくなって土の中へもぐってしまいます。
子供が鉛筆を削っているとあまり無茶に削るので何べんでもシンが折れました。
電信柱が寒い風にあたってピーピーと泣いておりました。
豚が猪に向って自慢をしました。
お腹の空いた狼が野道を歩いて来ますと、遠くに一人の赤ん坊が寝ているのを見つけました。
ある国で第一番の上手というお医者さんが、ある町に招かれて来ました。
森の神様が砂原を旅する人々のために木や竹を生やして、真青に茂りました。
「ある人が橋の下で友達に会う約束をして待っていた。
与太郎は毎日隣村へ遊びに行って、まだ日の暮れぬうちに森を通って帰って来ました。
小さな鞄と大きな鞄と二つ店に並んでおりました。
凧(たこ)屋の店にいろいろ並んでいる凧の中で、達磨と章魚とが喧嘩をはじめました。
子供が大ぜい遊んでいるところに雪がふって来ました。
お父さんの蛙が田圃へ虫とりに行ったまま帰って来ませんので、お神さんの蛙と子供の蛙が心配をして探しに行きましたら、かわいそうにお父さん蛙は鵙(もず)に捕えられて茅(かや)の刈り株に突き刺されて日干になって死んでいました。
夜中に雨戸のところでゴリゴリと音が始まりました。
草の中で虫が寄り合って相談を始めました。
たいそうあたたかくなりました。
一匹の斑猫が人間の真似をして梅の木にのぼって花を嗅いでみました。
太郎さんはしじゅう寝ぼけてしくじるので、口惜しくてたまりません。
昔ある処に力の強い、何でも上手の男が二人おりました。
去年の十二月の三十一日の真夜中の事でした。
むかしある国に独り者の王様がありました。
東京では今度大地震と大火事がありましてたくさんのひとが死にました。
武雄さんはお母さんが亡くなられてから大層わるくなりました。
昔、ある街の町外れで大勢の乞食が集まって日なたぼっこしながら話しをしておりましたが、その中で一人の若い乞食が大きな声を出して申しました。
お天気が続いて、どこの田圃も水が乾上がりました。
ヒイラ、フウラ、ミイラよミイラのおべべが赤と青そうしておかおが真黒け四つよく似たムクロージ五ついつまでねんねして六つむかしの夢を見て何千万何億年やっとこさあと眼がさめて九つことしはおめでとうとんだりはねたり躍ったりとうとう一貫借りました。
チエ子さんは今年六つになる可愛いお嬢さんでした。
ちえ子さんは可愛らしい奇麗な児でしたが、勉強がきらいで遊んでばかりいるので、学校を何べんも落第しました。
むかしあるところに一人の欲ばりの坊さんがおりました。
炭焼きの勘太郎は妻も子も無い独身者で、毎日毎日奥山で炭焼竈(がま)の前に立って煙の立つのを眺めては、淋しいなあと思っておりました。
太郎さんはお父さまから銀色にピカピカ光る空気銃を一梃頂きました。
露子さんは継子で、いつもお母さんからいじめられて泣いてばかりいました。
美代子さんは綺麗な可愛らしい児でしたが、ひとの口真似をするので皆から嫌われていました。
玉雄と照子は兄妹で毎日仲よく連れ立って、山を越えて向うの学校に通って、帰りも仲よく一所になって帰って来ました。
一人の乞食の小僧が山の奥深く迷い入って、今まで人間の行った事のない処まで行くと、そこに猿の都というものがあった。
ある所にアア、サア、リイという三人の兄弟がありました。
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