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5分以内で読める青空文庫の短編児童文学作品(4ページ目)

青空文庫で公開されているすべての著者の児童文学作品の中で、おおよその読了目安時間が「5分以内」の短編467作品を、おすすめ人気順に表示しています。

(〜2,000文字の作品を対象としています。読了時間は「400字/分」の読書スピードで計算した場合の目安です)
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へちま垂れてる青い窓――ピアノの音してた青い窓――だれだか知らない住んでゐた――どこだか知らない越してつた――いつも通つてく學校道――へちま搖れてる青い窓――。
水兵さんのまちを水兵さんがとほるタツプタツプタツプ水兵さんだ水兵さん水兵さんと水兵さんタツプタツプタツプセイラアパンツパンツとパンツタツプタツプタツプどこまでつゞくアカシヤ並木タツプタツプタツプ。
澄ちゃん、澄ちゃん、なにあげよう。
きみにはボンボン、きみにはチヨコレート、きみにはキヤンデイ、きみにはキヤラメルをあげよう、さあいくらでももつてゆきたまへ。
やまのやまのおくやまの谿(たに)からでてきた筏乗り筏のうへの日やながかんべくわえ煙管でのんきだなやまのやまのおくやまの谿から出てきたいかだのりさとへのみやげか岩躑躅一枝くれてゆくもんだ。
もしも、あめのかはりにねこだのいぬだのねずみだのがふつてきたらまあ、どんなにおかしいでせうね。
あめがふつてくりや「ものまねみまね。
畑の光のなかにゐる。
坊やはいい子だ、ねんねしな。
たあんき、ぽーんきたんころりんたにしをつツつく鴉(からす)どんはるのひながのたんぼなかたあんき、ぽーんきたんころりんわれもひとも生きもんだあんまりひどくしなさんなたあんき、ぽーんきたんころりん鴉はきいても知らぬ顔はるのひながのたんぼなか。
熊は月夜に声きいた。
カンテラカンテラ坑の奥、坑夫の肩をてらしてる。
「お母さん海が見えた!あれあれかもめが飛んでいるよ。
とて馬車とろとろ峠の眞晝よひらひら蝶々よ青い空だよとろとろかげろふ白い道だよゐねむりとろとろ馬車屋の爺さよとろとろお馬も足並おそいよお客もとろとろ何だかとろとろとろとろ峠は遠い道だよ。
ランタンともしたそりだから、ひばなみたいにはしつてる。
朝ぎり流れる山のみちほのぼの――草つぱふんで足のつゆしつとり――蝶々はねてるねむの葉にひつそり――匂ふよほうら栗のはなほんのり――ほういと呼んでる誰だろかほういと――きりに吸はれて細いこゑほういと――。
花によう似た姿をば、なんの花かと問われるとすぐには返答に困るけど。
藻はゆれ藻はゆれ波はゆれかもめツイツイ波をするホラツツイとさあをいお空にあをいうみかもめフワリとびたつたホラフワリとさ翼がぬれるにしよつぱいにもいちどツイツイ波をするホラツツイとさ藻はゆれ藻はゆれ波はゆれかもめツイツイ波をするホラツツイとさ。
母さんお窓をしめましよう、もう郭公鳥は鳴きませぬ。
(一)「熊さん今日はどうしたか、朝から病気でお休か」「いや/\会社もこまるでネ、賃銀ね上げの怠業さ」(二)「熊さん今日はどうしたか、又怠業ヂャあるまいネ」「イエ/\どうしてもう今日は、会社に者がありすぎて、(三)とう/\こんなになりました、どこかによい口があったならどうか世話しておくんなさい」熊さん頭をかいて居た。
島で、或(ある)あさ、鯨がとれた。
ついぢの椿の花のした、ここから輪まはしかけてつた。
クリームのやうににほふから、――朝の空気はにほふから、通風筒は深呼吸。
日光浴室蔦がここまでのびましたらるらる光がもつれます日光浴室鳩が影してとびましたガラスの外のあをい空日光浴室母さん毛糸をほぐします冬が近くにきてませう日光浴室ぼくはベツドで手をのばすおひるのドンがなりました日光浴室いちにち白いお部屋ですいちにち白いお部屋です。
(一)思へば四年の其の間教へを受けし学び舎に今日ぞ別れん別れても心はなどて別るべき(二)我は学びぬこの部屋に我は遊びぬこの庭に一つ/\の思ひ出に今ぞ身にしむ師の教(三)桜の花に送られて小鳥の声に励まされ学びの林ふみ分けて希望の山に登りなむ(四)草鞋ふみしめふみ鳴らし名残は尽きぬ学び舎にいざや別れん師と友に「さきくましませ」師よ友よ(大正十二・三・二七)。
(一)我が日の本の帝国の国をば富ます第一は二寸の虫の吐き出づる白き生糸と知られける(二)遠くは昔神代より伝へ/\て三千年蚕の糸も集まれば国の命をつなぐなり(三)生糸の光沢かゞやきて光は及ぶよろづ国重なる産地数ふれば長野に愛知群馬県(四)養蚕の業は古くより御国を富ます業なるぞ国を思はん者は皆勉め励めよ養蚕を(大正十二・三・一一)。
夏の暑い日になまけものがひるねをしておりますと、蚤と蚊が代る代るやって来て刺したり食いついたりしました。
夢に夢見る夢御殿サンゴルビーの屋根や床ダイヤモンドの床鏡庭には金の築山や銀をとかした噴水に不老の泉くみませう不死の薬の雨がふり金銀宝石ちりばめたよろひかぶとのいでたちに出てくる勇士の面々は桃ちゃん、金ちゃん、仁王さん、猿面冠者に清正公、べんけい義経相撲とる、どちら勝つかと思ったらいつの間にやら夜が明けて、夢の御殿は消えて行く(大正十二・三・二五)。
一れつ一れつならんでる、土人が浜べにならんでる。
風ふき鳥飛んでどこへゆく海は暴れているぞ。
ペン先がインキにこう言いました。
おーい見えたとマストから、梟(ふくろ)みたいによんでゐる。
ひらめが海を泳いでいますと、鷹が飛んで来て掴もうとしましたが、水が深いので掴めません。
今年は犬のお正月犬さん大そうよろこんで初日の出をば拝みて「ヤァお目出度う」ワンワンワン花の咲き出す春の頃梅桃桜花見して犬さん酒にほろよひで三味線ひいてワンワンワン暑い/\と夏くれば海水浴としゃれ出して犬さん浜べでジャブ/\と一生懸命泳ぎ出す雪ふり積る冬の頃犬さん中々元気よく町の中をばとびまはり「お正月来い」ワンワンワン。
ワタシハジヤガイモ、ジヤガイモニシルクハツトハドウデスカ。
冬になると蛇も蛙も何もたべなくなって土の中へもぐってしまいます。
「けふは、あんまりいたづらばかりしたので、もうぼくはいいこになれなくなりやしないかと、しんぱいだ。
あれあれ鳴る、鈴が鳴る。
カヤナの村の朝の井戸、おほぜい子供が来てました。
月が角笛夜ふけにふいたぽうぽうぽうよ、ぽうぽうぽうよ。
ギツコンバツタンあがつたあがつた。
こちらの森からあちらの丘へにじが橋をかけた。
長二は貧乏の家に生まれておもちゃも持たずに死んでしまった。
ゴロ/\/\/\ピーカピカ空の上では楽隊があちら此方をねりまはるその楽隊の真先は太鼓たたいて雷さんピカ/\光らす稲妻さんポン/\/\/\クツ々々森の中やら川の中音楽隊がねりまはるその楽隊のまっ先は腹つゞみうって狸さん次で蛙の音楽隊プカ/\ドン/\プカ/\ドン今度は人の音楽隊喇叭プカ/\吹く人や太鼓ドン/\叩く人ホントににぎやかな音楽隊。
走りますよおぼつちやん、ピーとなつたらはしりますよ。
坊やがせがむと乳母車、つばきの花をつけられる。
もぅりのもぅりの木のかげで、みゝながうさぎのくだものや。
汽車がきてます山の驛驛長さんと機關手とお話してます立つたまゝ生れたお國のことなどを馬もきてます馬車の馬プラツトホームは山つづき月見草など咲いてゐて虫がこもつて鳴いてますまもなく出るでせうあの汽車は時計をみてます驛長さん空をみながら機關手は機關車の方へ歩きます雲が近くてこの驛は汽笛の音がふくれますトンネルからきたあの汽車はまたトンネルに入るでせう。
子供が鉛筆を削っているとあまり無茶に削るので何べんでもシンが折れました。
電信柱が寒い風にあたってピーピーと泣いておりました。
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