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5分以内で読める青空文庫の短編児童文学作品(5ページ目)

青空文庫で公開されているすべての著者の児童文学作品の中で、おおよその読了目安時間が「5分以内」の短編467作品を、おすすめ人気順に表示しています。

(〜2,000文字の作品を対象としています。読了時間は「400字/分」の読書スピードで計算した場合の目安です)
201〜250件 / 全467件
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芝の芽の萌えるころはふるさとの丘を思ひだすゆるやかにふわふわと雲の浮かんだあの丘山を犬ころが走り凧があがりぼくらは寝そべつてゐたつけが「どこへ行かうかな」「大きくなつたら」「海へ――空へ――遠いところへ――」誰やかれやみんな叫びあつた――芝の芽の萌えるころはふるさとの丘を思ひだすゆるやかにふわふわと雲の浮んだあの丘山をああ誰もかれもみんな大きくなつただらうな。
小さい卵のなかにゐるかあいゝ坊やよでゝおいで、みんなはおまえを待つてゐる。
さしたりひいたりはるのしほはるのひながのあをいうみひよつこりいそがしづんだらぴよつこりおふねがうきだしたぴよつこりおふねがういたらばひよつこりいそがしいづんだいそとおふねのかくれんぼそれをみてゐたかもめどりかもめもかもめでかくれんぼひよつこり...
父もやられた兄ちやんもおつ母も出たきりもどりやせん四つ五つ寝るまでは晝(ひる)もとなりで遊んだがなれりやどこだつておら平氣本部の段々で見張りだぞイの字のつくやつやつて來(こ)いスの字のつくやつやつて來(こ)いおいらの見張りはきびしいぞしつぽを見つけて馬乘りだワンと吠(ほ)え、ワンと吠(ほ)えこら犬め...
方今宇内の列國爭ふて海軍海事の發達に汲々たるは何ぞや、他なし、制海の權を握りて、國家の威福を伸張せんとするにあり、思ふに帝國は世界無二の海國なり、國威を宣揚し、國益を増進せんと欲せば、宜しく海上の權力を收め、海運の發達を計り、貿易の興隆を勉めざる可からず、而して、此目的を達するの道、國民の海事思想を奬勵するより急なるはなし、頃日、押川氏一書を著し題して海底軍艦と云ふ、其着想奇逸にして、結構また雄偉、閲讀の際、自ら海事思想を養ひ、憂國の精神を皷舞するに足るものあり、余深く其發刊を喜び、一言を...
ひるはどこもがひかるんだ。
お母火を燃すけえ。
ハイカラさんの一人言「ハイカラにせねば大正の文明にをくれるよ」そこへ出て来た昔さん「左様でござるか拙者にはトント合てんがゆき申さぬハイカラ、ハイカラと申す者唐、天竺の言葉にや大正はいかなる事なるや大政大臣関白の事にて候はん」ハイカラさんが口あんぐり「関白殿て何ですか、私は知らん」とにげだすと「今になってにげられるとは武士にあるまじきひきやうみれんのふるまひなり」「ヤッ...
イワノーイツチ窓あけた。
トンネルトンネルトンネルアケロココハ天下ノ大通リ山ガアツテハヂヤマニナルトンネルトンネルトンネルホリハコツチガハカラ太郎ト次郎向フガハカラ三郎ト四郎トンネルトンネルトンネルホリノ見物人ハ一子と二三子ポチモスワツテミテオイデトンネルトンネルトンネルアケロ苦心ノ工事ダアセガデルドツチガ早イカ競争ダトンネルトンネル...
おいらの兄さん兵隊さんしつかりおしよ、氣(き)をおつけ――右向け、右ツ前エ進めツ!金持アうしろで手を叩(たた)く(あぶない/\、××の的)おいらの兄さん、兵隊さんしつかりおしよ、氣(き)をおつけ――左向け、左ツ前エ進めツ!金持アうしろで手を叩(たゝ)く(あぶない/\、××の的)おいらの兄さん、兵隊さんしつかりおしよ、氣(き)をおつけ――廻(まは)れエ、右ツ...
三匹ノコグマサンガ、ハジメテ汽車ニノリマシタ。
春の神様陽気だな天女の羽や夢御殿梅、桃、桜、色々の花を咲かせて楽しんだなぜ/\こんなに陽気だろ夏の神様大おこりはげた頭を光らして春の神様追ひやって雷さまがおきに入りすきな遊びは夕立だなぜ/\こんなに怒るだろ秋の神様やさしいな風をそよ/\野に送り七夕さまや天の川銀のお月さんぬっと出るなぜ/\こんなにやさしいだろ冬の神様陰気だな寒いこがらしお気に入...
一人、二人、ようふくさんがはいるようふくきてるからようふくさん。
どらんどらんどらんどらが鳴る。
豚が猪に向って自慢をしました。
お腹の空いた狼が野道を歩いて来ますと、遠くに一人の赤ん坊が寝ているのを見つけました。
ある国で第一番の上手というお医者さんが、ある町に招かれて来ました。
森の神様が砂原を旅する人々のために木や竹を生やして、真青に茂りました。
苔人形はつくられた、木の実や苔や白樺で。
一峯吹く嵐音絶えて鐘の音遠く月落ちて露は真珠としたゝりつ風や松葉を払ふらむ二友に別れし雁一つ空に声して飛び行けば苔むす石碑人絶えて無情の草木涙あり三訪ふ人稀の石碑に霧や不断の香をたき月常住の燈となり英雄の末吊はむ四昔の儘の山川も南楼月をもて遊び月とや秋を期すれども遂に帰らぬ人の跡五雲霞の勢を引受けて死すとも此所を退かじスパルタ武士の名を知れと実に勇ましやレオニダス六星霜茲に二千年...
昔は電気がなかったから昔の昔大昔生れて死んだ浦島に電気を見せてやったなら大へんびっくりするだろと電気を見せたら「オーヤオヤ」「此の電気はエライ暗いなあ」ハテナハテナ昔の昔大昔生れて死んだ浦島が電気を知ったわけがないハテナハテナとよーくよく考へたが分らない仕方がないから浦島にわけを聞いたら浦島は「わしは今から何億年の昔に龍宮へ行った時百億色の電灯をい...
ポックリキノクツポックリコ「コーヒーオクレ」ポックリコポックリキノクツポックリコ「イヤイヤヤレナイ」ポックリコポックリキノクツポックリコ「ナゼナゼクレナイ」ポックリコポックリキノクツポックリコ「ヤレバナクナル」ポックリコポックリキノクツポックリコ「クレナキヤオツカケ」ポックリコポックリキ...
少年達のため挿絵をかきながら、物語の方も自分でかいて見ようと思立って、その頃まだ私の手許から小学校へ通っていた子供をめやすにかいたのが巻頭の数篇です。
五月五日はお節供だいろ/\並んだ人形の中から飛出す金太郎けものを集めて角力をやらすそこへ大きな大虎がノッコリノッコリやって来ると今までの元気はどこへやら顔はまっ青ふるへ出すそこへいろ/\並んでた人形の中から加藤清正とび出したやりをふるって大虎を只一つきにつき殺すみんなは初めて大安心加藤清正の人形は大へんいばって居ったら鬼ガ島の鬼共が「ワーッ」とばかり攻めよせる...
アルトコロニタイヘンオギヤウギノヨイザウサンガアリマシタ。
デパートの窓の、カーテンがするりとあいた。
「ある人が橋の下で友達に会う約束をして待っていた。
こんちはおめでたうお花をあげましよ私はあなたの大すきなオランダ人形のペチ子ちやん。
お祖母さんは、あかりの下に針箱をおき、お仕事をなさっていました。
史朗は今度一年生になりました。
ミミヅクサンハサンポニデカケマシタ。
オヤカングツグツ、オナベハグタグタ、フライパンハフライパンハピチチリピチチリグツグツグタグタピチチリピチチリオヤカンピカピカオナベモピカピカフライパンハフライパンハマツクロクロクログツグツグタグタピチチリピチチリオヤカンクスクスオナベモクスクスフライパンハフライパンハオコツテオコツテピチツチリ...
(一)嗚呼英雄やハンニバルにくさはにくしローマ国未だ十歳の少年がローマを討てと叫びたり(二)あたりは暗き森の中神を拝してひざまづき必ずローマ討たなんと誓は立てぬおごそかに(三)此所はアルプの山の果折しも起る雪なだれ打たれて倒る三四人「アッ」と一声谷そこへ(四)千刃の谷見下ろせば深さは深し雪の雲今落ち行きし兵士等のあとも止めぬ大吹雪(五)うえ...
村のはづれの水車小屋ひとり淋しく立って居る向の川の水車しぶきをパッと散らしてはぐる/\/\と威勢よく風吹く時も雨の日も休まずたはまず廻ってるお日さん西に沈みかけ夕の鐘が鳴ったとき小屋の窓から首出してたった一人のお爺さん手をあて空を眺めては「あゝ又鐘がなってゐる今日も早、今くれて行く」私が小屋へ来てからは早廿年たったのか月日のたつのは早い者思出しては夢の様...
何百年のその間村の境に立ってゐる一本松の松の影今はだん/\枯れて来て「かうまではかなく成ったか」と空をあふいで一人言「この私が生れたは丁度今からかぞへたら六百年の其の昔あちらの村の庄屋さんこゝへ私を植えたので何百年のその間こゝにかうして居たのだが始は小さい松の影だん/\大きく成って来て二つの村の人々が一日たんぼで働いたつかれをいやす松...
与太郎は毎日隣村へ遊びに行って、まだ日の暮れぬうちに森を通って帰って来ました。
アルアサ王サマハ、石ノカベニ一ピキノカタツムリヲミツケマシタ。
小さな鞄と大きな鞄と二つ店に並んでおりました。
あかい、やさしいはなもやうが、とびとびについたきものをきて、あをいやはらかいおびをしめた、しづかな、おとなしいをんなのこどもが、そろり、そろりと、いつぱいとほる。
オヂイサンハイナカニヒトリボツチデクラシテヰマシタ。
靴屋のこぞう、兵助が、はじめていっそくの靴をつくりました。
ボクカケテツタカケテツタ。
一匹の子熊が、森のなかから、のこ/\と日あたりのいい、のはらに出てきて、倒れてゐた丸太の上にこしをおろして、うれしさうにフフンとわらひました。
ある男が、縁日にいって、植木をひやかしているうちに、とうとうなにか買わなければならなくなりました。
あるところに、大へんおとなしい一羽のあひるさんがありました。
凧(たこ)屋の店にいろいろ並んでいる凧の中で、達磨と章魚とが喧嘩をはじめました。
むかし、のはらの一けんやに、にはとりが一羽すんでゐました。
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