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石河幹明
短編(30分以内)
瘠我慢の説
瘠我慢の説
04 瘠我慢の説に対する評論について
石河幹明
『瘠我慢の説』は青空文庫で公開されている石河幹明の短編作品。10,353文字で、おおよそ30分以内で読むことができます。
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書き出し
一月一日の時事新報に瘠我慢の説を公にするや、同十三日の国民新聞にこれに対する評論を掲げたり。
初出
1901年
(「明治十年丁丑公論・瘠我慢の説」時事新報社、1901(明治34)年5月2日)
底本
「明治十年丁丑公論・瘠我慢の説」講談社学術文庫、講談社, 1985(昭和60)年3月10日
表記
新字新仮名
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石河幹明
慶應義塾の社中にては、西洋の学者に往々自から伝記を記すの例あるを以て、兼てより福澤先生自伝の著述を希望して、親しく之(これ)を勧めたるものありしかども、先生の平生甚だ多忙にして執筆の閑を得ずその儘(まま)に経過したりしに、一昨年の秋、或(あ)る外国人の需に応じて維新前後の実歴談を述べたる折、風と思い立ち、幼時より老後に至る経歴の概略を速記者に口授して筆記せしめ、自から校正を加え、福翁自伝と題して、昨年七月より本年二月までの時事新報に掲載したり。
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石河幹明
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