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宮城道雄の全作品

青空文庫で公開されている宮城道雄の全作品17篇を、おすすめ人気順で表示しています。

1〜17件 / 全17件
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どんな美しい人にお会いしても、私はその姿を見ることはできませんが、その方の性格はよく知ることができます。
昔は盲人に特別の位を与えたものである。
普通の目の見える人が、自分の家のあたりの景色に親しみを持って見るのと同様に、私には自分の住んでいる近所の音が、私の生活の中に入っているわけである。
或時、横須賀から東京に向う省線に逗子駅から乗ったことがあった。
私が上野の音楽学校に奉職することになった時、色々話があるからというので、或る日学校に呼ばれて行ったことがある。
私のすきな人はたくさんあるので、みな書くことは出来ないが、最近倒れた印度のガンジー翁などはすきである。
家の者が、「座右寶」に梅原氏の絵が出ていると言うので、私はさわらせて貰った。
雨のしとしと降っている夜であった。
私の経験から歌についていうと、言葉と節とが調和する時と、しない時とがある。
メニューヒンの演奏会を日比谷の公会堂へ聴きに行って、あとで楽屋へ挨拶に行くと、握手をしながら how do you do と言われた。
この度の音楽生活五十年記念演奏会に際し、皆様に御支援を戴いたことを心から感謝いたします。
私は盲人であるので、すべてのことを声で判断する。
友情いつであったか、初夏の気候のよい日に内田百間氏がひょっこり私の稽古場を訪ねて来て、今或る新聞社の帰りでウイスキーを貰って来たから※※にお裾分けしようと言われた。
私は盲人であるので、ものの形を目で見るかわりに、手の感覚で探って見るわけである。
私は七八歳の頃、まだ眼が少し見えていたが、その頃何よりもつらく感じた事は、春が来て四月になると、親戚の子や、近所の子が小学校へ上ることで、私も行きたいが眼が癒らない。
私が失明をするに至った遠因ともいうべきものは、私が生れて二百日程たってから、少し目が悪かったことである。
幸ありて昨年の暮、一寸風邪をひいて欧氏管を悪くした。
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