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TOP 国木田独歩 短編(30分以内)

30分以内で読める国木田独歩の短編作品

青空文庫で公開されている国木田独歩の作品の中で、おおよその読了目安時間が「30分以内」の短編26作品を、おすすめ人気順に表示しています。

(4,001〜12,000文字の作品を対象としています。読了時間は「400字/分」の読書スピードで計算した場合の目安です)
1〜26件 / 全26件
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多摩川の二子の渡しをわたって少しばかり行くと溝口という宿場がある。
今より六七年前、私はある地方に英語と数学の教師をしていたことがございます。
上五六人の年若い者が集まって互いに友の上を噂(うわさ)しあったことがある、その時、一人が――僕の小供の時からの友に桂正作という男がある、今年二十四で今は横浜のある会社に技手として雇われもっぱら電気事業に従事しているが、まずこの男ほど類の異った人物はあるまいかと思われる。
画を好かぬ小供は先ず少ないとしてその中にも自分は小供の時、何よりも画が好きであった。
『鹿狩りに連れて行こうか』と中根の叔父が突然に言ったので僕はまごついた。
絶望文造は約束どおり、その晩は訪問しないで、次の日の昼時分まで待った。
※(たの)一※(たの)十一月某日、自分は朝から書斎にこもって書見をしていた。
北風を背になし、枯草白き砂山の崕(がけ)に腰かけ、足なげいだして、伊豆連山のかなたに沈む夕日の薄き光を見送りつ、沖より帰る父の舟遅しとまつ逗子あたりの童の心、その淋(さび)しさ、うら悲しさは如何あるべき。
亞弗利加洲にアルゼリヤといふ國(くに)がある、凡そ世界中此國(このくに)の人ほど怠惰者はないので、それといふのも畢竟(ひつきやう)は熱帶地方のことゆえ檸檬(れもん)や、橙(だい/\)の花咲き亂れて其(その)得ならぬ香四方に立ちこめ、これに觸(ふ)れる人は自から睡眠を催ふすほどの、だらりとした心地の好い土地柄の故でもあらう。
雲飛といふ人は盆石を非常に愛翫した奇人で、人々から石狂者と言はれて居たが、人が何と言はうと一切頓着せず、珍しい石の搜索にのみ日を送つて居た。
『房、奥様の出る時何とか言つたかい。
ぼろ洋服を着た男爵加藤が、今夜もホールに現われている。
畫(ゑ)を好かぬ小供は先づ少ないとして其中にも自分は小供の時、何よりも畫(ゑ)が好きであつた。
少年の歡喜が詩であるならば、少年の悲哀も亦(ま)た詩である。
少年の歓喜が詩であるならば、少年の悲哀もまた詩である。
内山君足下何故そう急に飛び出したかとの君の質問は御尤である。
九段坂の最寄にけちなめし屋がある。
上秋は小春のころ、石井という老人が日比谷公園のベンチに腰をおろして休んでいる。
さて、明治の御代もいや栄えて、あの時分はおもしろかったなどと、学校時代の事を語り合う事のできる紳士がたくさんできました。
餅は円形きが普通なるわざと三角にひねりて客の目を惹(ひ)かんと企みしようなれど実は餡(あん)をつつむに手数のかからぬ工夫不思議にあたりて、三角餅の名いつしかその近在に広まり、この茶店の小さいに似合わぬ繁盛、しかし餅ばかりでは上戸が困るとの若連中の勧告もありて、何はなくとも地酒一杯飲めるようにせしはツイ近ごろの事なりと。
東京の夜の有様を話して呉れとの諸君のお望、可しい、話しましよう、然し僕は重に赤坂区に住んで居たから、赤坂区だけの、実地に見た処を話すことに致します。
上夏の初、月色街に満つる夜の十時ごろ、カラコロと鼻緒のゆるそうな吾妻下駄の音高く、芝琴平社の後のお濠ばたを十八ばかりの少女、赤坂の方から物案じそうに首をうなだれて来る。
上田豊吉がその故郷を出たのは今よりおおよそ二十年ばかり前のことであった。
秋の初の空は一片の雲もなく晴て、佳い景色である。
定めし今時分は閑散だらうと、其(その)閑散を狙つて來(き)て見ると案外さうでもなかつた。
余が札幌に滞在したのは五日間である、僅に五日間ではあるが余は此間に北海道を愛するの情を幾倍したのである。
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