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海から昇る太陽

三好達治
『海から昇る太陽』は青空文庫で公開されている三好達治の短編作品。428文字で、おおよそ5分以内で読むことができます。
文字数
5分以内   428 文字
人気
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書き出し
ああ海から昇る太陽太陽今しののめの藍と薔薇との混沌を蹴破つて昇る太陽かの紅のかのまるく大きなるかの重たげなるもの虚空のうちを押渡るかのまぶしきものかの團々たる黄金光の聖母胎ああかの今わが涙にまでそのほのかなる暖かみもてもの言ひかくるもの太陽おお太陽海から昇る太陽われ永くおん身の朝ごとにそこに在りてかくまるく大きく赤くわれらが遊星の空...
初出
底本
「三好達治全集第一卷」筑摩書房, 1964(昭和39)年10月15日
表記
旧字旧仮名
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5分以内