ブンゴウサーチ
ブンゴウサーチは、青空文庫の作品を読了時間で検索できるサービスです。
児童書版
このサイトについて
TOP
斎藤緑雨
短編(10分以内)
青眼白頭
青眼白頭
斎藤緑雨
『青眼白頭』は青空文庫で公開されている斎藤緑雨の短編作品。2,188文字で、おおよそ10分以内で読むことができます。
Tweet
文字数
10分以内
2,188
文字
人気
--
PV
書き出し
○後生を口にすること、一派の癖のやうになりぬ。
初出
底本
「日本の名随筆85 貧」作品社, 1989(平成元)年11月25日
表記
新字旧仮名
※「人気」は青空文庫の過去10年分のアクセスランキングを集計した累計アクセス数から算出しています。
メールで分割して読む
青空文庫で読む
Amazonで探す
斎藤緑雨 の人気作品
油地獄
斎藤緑雨
大丈夫まさに雄飛すべしと、入らざる智慧を趙温に附けられたおかげには、鋤(すき)だの鍬(くわ)だの見るも賤しい心地がせられ、水盃をも仕兼ねない父母の手許を離れて、玉でもないものを東京へ琢磨きに出た当座は、定めて気に食わぬ五大洲を改造するぐらいの画策もあったろうが、一年が二年二年が三年と馴れるに随って、金から吹起る都の腐れ風に日向臭い横顔をだん/\かすられ、書籍御預り申候の看板が目につくほどとなっては、得てあの里の儀式的文通の下に雌伏し、果断は真正の知識と、着て居る布子の裏を剥...
1時間〜
もゝはがき
斎藤緑雨
≪明治三十六年≫○鷸(しぎ)にありては百羽掻也、僕にありては百端書也月や残んの寝覚めの空老れば人の洒落もさびしきものと存候、僕昨今の境遇にては、御加勢と申す程の事もなりかね候へども、この命題の下に見るにまかせ聞くにまかせ、且は思ふにまかせて過現来を問はず、われぞ数かくの歌の如く其時々の筆次第に郵便はがきを以て申上候間願はくは其儘(そのまゝ)を紙面の一隅に御列べ置被下度候、田に棲(す)むもの、野に棲(す)むもの、鷸(しぎ)は四十八品と称し候とかや、僕のも豈夫れ調あ...
30分以内
かくれんぼ
斎藤緑雨
秀吉金冠を戴きたりといえども五右衛門四天を着けたりといえども猿か友市生れた時は同じ乳呑児なり太閤たると大盗たると聾(つんぼ)が聞かば音は異るまじきも変るは塵(ちり)の世の虫けらどもが栄枯窮達一度が末代とは阿房陀羅経もまたこれを説けりお噺(はなし)は山村俊雄と申すふところ育ち団十菊五を島原に見た帰り途飯だけの突合いととある二階へ連れ込まれたがそもそもの端緒一向だね一ツ献じようとさされたる猪口をイエどうも私はと一言を三言に分けて迷惑ゆえの辞退を、酒席の憲法恥をかかすべからずと強いられてやっと...
30分以内
青眼白頭
斎藤緑雨
○後生を口にすること、一派の癖のやうになりぬ。
10分以内
短編(10分以内)の人気作品
蜘蛛の糸
芥川竜之介
ある日の事でございます。
10分以内
やまなし
宮沢賢治
小さな谷川の底を写した二枚の青い幻燈です。
10分以内
手袋を買いに
新美南吉
寒い冬が北方から、狐(きつね)の親子の棲(す)んでいる森へもやって来ました。
10分以内
セメント樽の中の手紙
葉山嘉樹
松戸与三はセメントあけをやっていた。
10分以内
読了時間
すべて
15,700 件
5分以内
4,526 件
10分以内
2,571 件
30分以内
4,373 件
60分以内
2,389 件
1時間〜
1,841 件
人気の文豪
宮沢賢治
芥川竜之介
夏目漱石
太宰治
森鴎外
中島敦
夢野久作
坂口安吾
梶井基次郎
新美南吉
江戸川乱歩
ヴィルヘルム・カール・グリム
樋口一葉
鴨長明
福沢諭吉