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TOP 夏目漱石 短編(10分以内)

10分以内で読める夏目漱石の短編作品

青空文庫で公開されている夏目漱石の作品の中で、おおよその読了目安時間が「10分以内」の短編18作品を、おすすめ人気順に表示しています。

(2,001〜4,000文字の作品を対象としています。読了時間は「400字/分」の読書スピードで計算した場合の目安です)
1〜18件 / 全18件
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正岡の食意地の張った話か。
空を劃(くわく)して居る之(これ)を物といひ、時に沿うて起る之を事といふ、事物を離れて心なく、心を離れて事物なし、故に事物の変遷推移を名づけて人生といふ、猶麕身牛尾馬蹄のものを捉へて麟(きりん)といふが如し、かく定義を下せば、頗(すこぶ)る六つかしけれど、是を平仮名にて翻訳すれば、先づ地震、雷、火事、爺(おやぢ)の怖きを悟り、砂糖と塩の区別を知り、恋の重荷義理の柵抔(など)いふ意味を合点し、順逆の二境を踏み、禍福の二門をくゞるの謂(いひ)に過ぎず、但其謂に過ぎずと観ずれば、遭逢百端千差万...
此間魯庵(ろあん)君に会った時、丸善の店で一日に万年筆が何本位売れるだろうと尋ねたら、魯庵君は多い時は百本位出るそうだと答えた。
「猫」の稿を継ぐときには、大抵初篇と同じ程な枚数に筆を擱(お)いて、上下二冊の単行本にしようと思って居た。
大学を辞して朝日新聞に這入ったら逢(あ)う人が皆驚いた顔をして居る。
「それから」を脱稿したから取あへず前約を履行しやうと思つて「額の男」を讀んだ。
文芸が果して男子一生の事業とするに足るか何うかと云うことに答える前に、先ず文芸とは如何なるものであるか、と云うことを明かにしなければならぬ。
「煤煙」が朝日新聞に出て有名になつてから後間もなくの話であるが、著者は夫を単行本として再び世間に公けにする計画をした。
私はあなたが家事の暇を偸(ぬす)んで『傳説の時代』をとう/\仕舞迄(まで)譯し上げた忍耐と努力に少からず感服して居ります。
○虚子に誘われて珍らしく明治座を見に行った。
如何なるものを描かんと欲するかとの御質問であるが、私は、如何なるものをも書きたいと思う。
近頃は大分方々の雑誌から談話をしろしろと責められて、頭ががらん胴になったから、当分品切れの看板でも懸けたいくらいに思っています。
上先生は約の如く横浜総領事を通じてケリー・エンド・ウォルシから自著の『日本歴史』を余に送るべく取り計われたと見えて、約七百頁の重い書物がその後日ならずして余の手に落ちた。
木の葉の間から高い窓が見えて、その窓の隅からケーベル先生の頭が見えた。
根津の大観音に近く、金田夫人の家や二弦琴の師匠や車宿や、ないし落雲館中学などと、いずれも『吾輩は描である』の編中でなじみ越しの家々の間に、名札もろくにはってない古べいの苦沙弥先生の居は、去年の暮れおしつまって西片町へ引き越された。
私の処女作――と言えば先ず『猫』だろうが、別に追懐する程のこともないようだ。
私は貴方から送って下さった校正刷五百八十頁(ページ)を今日漸く読み了りました。
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