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5分以内で読める宮沢賢治の短編作品

青空文庫で公開されている宮沢賢治の作品の中で、おおよその読了目安時間が「5分以内」の短編133作品を、おすすめ人気順に表示しています。

(〜2,000文字の作品を対象としています。読了時間は「400字/分」の読書スピードで計算した場合の目安です)
1〜50件 / 全133件
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あかいめだまのさそりひろげた鷲のつばさあをいめだまの小いぬ、ひかりのへびのとぐろ。
わたしたちは、氷砂糖をほしいくらいもたないでも、きれいにすきとおった風をたべ、桃いろのうつくしい朝の日光をのむことができます。
どれもみんな肥料や薪炭をやりとりするさびしい家だ。
わたしたちは、氷砂糖をほしいくらゐもたないでも、きれいにすきとほつた風をたべ、桃いろのうつくしい朝の日光をのむことができます。
苔(こけ)いちめんに、霧がぽしゃぽしゃ降って、蟻(あり)の歩哨は鉄の帽子のひさしの下から、するどいひとみであたりをにらみ、青く大きな羊歯の森の前をあちこち行ったり来たりしています。
第一双の眼の所有者(むしゃくしゃした若い古物商。
われらが書に順ひてその三稜の壇に立ちクラリネットとオボーもて七たび青くひらめける四連音符をつゞけ奏しあたり雨降るけしきにてひたすら吹けるそのときにいつかわれらの前に立ちかなしき川をうち流し渦まく風をあげありしかの逞ましき肩もてる黒き上着はそも誰なりし。
火皿は油煙をふりみだし、炉の向ふにはここの主人が、大黒柱を二きれみじかく切って投げたといふふうにどっしりがたりと膝をそろへて座ってゐる。
一、ペンネンノルデが七つの歳に太陽にたくさんの黒い棘(とげ)ができた。
むかし、あるところに一疋(ぴき)の竜がすんでいました。
おれはやっとのことで十階の床をふんで汗を拭った。
(一)日ハ君臨シカガヤキハ白金ノアメソソギタリワレラハ黒キツチニ俯シマコトノクサノタネマケリ(二)日ハ君臨シ穹窿ニミナギリワタス青ビカリヒカリノアセヲ感ズレバ気圏ノキハミ隈モナシ(三)日ハ君臨シ玻璃ノマド清澄ニシテ寂カナリサアレマコトヲ索メテハ白亜ノ霧モアビヌベシ(四)日ハ君臨シカガヤキノ太陽系ハマヒルナリケハシキタビ...
曇りてとざし風にゆるそれみづからぞ樹のこゝろ光にぬるみ気に析くるそのこと巌のこゝろなり樹の一本は一つの木規矩なき巌はたゞ巌。
そらいちめんに青白いうろこ雲が浮かび月はその一切れに入って鈍い虹を掲げる。
十の蜂舎の成りしときよき園成さば必らずや鬼ぞうかがふといましめしかしらかむろのひとありき山はかすみてめくるめき桐むらさきに燃ゆるころその農園の扉を過ぎて苺需めしをとめありそのひとひるはひねもすを風にガラスの点を播き夜はよもすがらなやましきうらみの歌をうたひけり若きあるじはひとひらの白銅をもて帰れるにをとめしづかにつぶやきてこの園われが園といふかくて...
印度のガンジス河はあるとき、水が増して烈しく流されていました。
わたくしはあるひとから云(い)いつけられて、この手紙を印刷してあなたがたにおわたしします。
月光の鉛のなかにみどりなる犀は落ち臥し松の影これを覆へり。
弓のごとく鳥のごとく昧爽の風の中より家に帰り来れり。
白日雲の角に入り害条桐を辞し堕ちぬ黒き豚は巣を出でてキャベヂの茎を穿ちたり。
くもにつらなるでこぼこがらす杜のかなたを赤き電車のせはしき往来べつ甲めがねのメフェスト。
甘藍の球は弾けて青ぞらに白雲の房呑屋より二人の馬丁よろめきてあらはれ出づる。
瘠せて青めるなが頬は九月の雨に聖くして一すぢ遠きこのみちを草穂のけぶりはてもなし。
七月はさやに来れど故しらに人はなほ疾み日過ぎ来し白雲の野はさびしくも掃き浄めらる。
そのかたち収得に似て面赤く鼻たくましきその云ふや声肝にありその行くや犠を索むる。
こゝろの影を恐るなとまことにさなりさりながらこゝろの影のしばしなるそをこそ世界現実といふ。
鷺はひかりのそらに餓ゑ羊歯にはそゝぐきりさめをあしきテノールうちなして二人の紳士森を来る。
こんにやくのす枯れの茎をとらんとて水こぼこぼと鳴るひぐれまぢかの笹はらを兄弟二人わけ行きにけり。
雲ふかく山裳を曳けばきみ遠く去るにかも似ん丘群に日射し萌ゆればきみ来り訪ふにも似たり。
九時六分のかけ時計その青じろき盤面ににはかに雪の反射来てパンのかけらは床に落ちインクの雫かわきたり。
かくまでに心をいたましむるは薄明穹の黒き血痕新らしき見習士官の肩章をつけなが恋敵笑ひ過ぐるを。
焦ぎ木のむらはなほあれば山の畑の雪消えて〔以下なし〕――――――――青年団が総出にてしだれ桜を截りしなり。
雲を濾しまことあかるくなりし空かな子ら歓呼してことごとく走り出でしも宜なれや風のひのきはみだるるみだるゝ。
つめたき朝の真鍮に胸をくるしと盛りまつりこゝろさびしくをろがめばおん舎利ゆゑにあをじろく燐光をこそはなちたまへり。
われかのひとをこととふになにのけげんもあらざるをなにゆゑかのとき協はざるクラリオネットの玲瓏をわらひ軋らせわらひしや。
聖なる窓そらのひかりはうす青み汚点ある幕はひるがへるOh, my reverence!Sacred St. Window!。
海鳴りのとゞろく日は船もより来ぬを火の山の燃え熾りて雲のながるゝ海鳴り寄せ来る椿の林にひねもす百合掘り今日もはてぬ。
こはドロミット洞窟のけ寒く硬き床なるを幾箇の環を嵌められし巨人の白き隻脚ぞかくて十二の十年は事なきさまに燃え過ぐる。
鳥居の下の県道を砂塵おぼろにあとひきて青竹いろのトラック過ぐる枝垂の栗の下影に鳥獣戯画のかたちして相撲をとれる子らもあり。
草穂のかなた雲ひくきポプラの群にかこまれて鐘塔白き秋の館かしこにひとの四年居てあるとき清くわらひけるそのこといとゞくるほしき。
青びかる天弧のはてにきらゝかに町はうかびて六月のたつきのみちはいまやはた尽きはてにけりいさゝかの書籍とセロを思ふまゝ〔以下空白〕。
霜枯れのトマトの気根その熟れぬ青き実をとり手に裂かばさびしきにほひほのぼのとそらにのぼりて翔け行くは二価アルコホール落ちくるは黒雲のひら。
……たゞかたくなのみをわぶるなにをかひとにうらむべき……ましろきそらにはゞたきてましろきそらにたゆたひて百舌はいこひをおもふらし。
りんごのみきのはひのひかり腐植のしめりのつちに立てり根ぎはの朽ちの褐なればどう枯病をうたがへり天のつかれの一方にその果朱金をくすぼらす。
郡属伊原忠右エ門科頭にゴムの靴はきて冬の芝生をうちよぎり南ちゞれし綿雲に雨量計をぞさゝげたる天狗巣病にはあらねどもあまりにしげきこずゑかな。
棕梠の葉やゝに痙攣し陽光横目に過ぐるころ湯屋には声のほのかにて溝水ほとと落ちたるに放蕩無頼の息子の大工このとき古きスコットランドの貴族風して戻り来れり。
一、ましろき蘆の花噴けば青き死相を眼にたゝへ大太刀舞はす乱れ髪二、白紙を結ぶすはだしや死を嘲ける青の隈雪の反射のなかにして鉄の鏡をかゝげたり。
※々としてひかれるは硫黄ヶ岳の尾根の雪雲灰白に亙せるは鳥ヶ森また駒頭山焼き枕木を負ひ行きて水路に橋をなさんとや雪の荒野のたゞなかを小刻みに行く人のあり。
「いざ渡せかしおいぼれめいつもこゝにて日を暮らす」すぱとたばこを吸ひやめて何を云ふともこの飯の煮たたぬうちに立つべしや芋の子頭白髪しておきなは榾を加へたり。
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