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宮沢賢治の全作品(2ページ目)

青空文庫で公開されている宮沢賢治の全作品275篇を、おすすめ人気順で表示しています。

51〜100件 / 全275件
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私は昨年九月四日、ニュウファウンドランド島の小さな山村、ヒルテイで行われた、ビジテリアン大祭に、日本の信者一同を代表して列席して参りました。
むかし、ある霧のふかい朝でした。
わたしたちは、氷砂糖をほしいくらゐもたないでも、きれいにすきとほつた風をたべ、桃いろのうつくしい朝の日光をのむことができます。
苔(こけ)いちめんに、霧がぽしゃぽしゃ降って、蟻(あり)の歩哨は鉄の帽子のひさしの下から、するどいひとみであたりをにらみ、青く大きな羊歯の森の前をあちこち行ったり来たりしています。
うずのしゅげを知っていますか。
四又(よまた)の百合(ゆり)宮沢賢治「正※知(しょうへんち)はあしたの朝の七時ごろヒームキャの河(かわ)をおわたりになってこの町にいらっしゃるそうだ」こう言(い)う語(ご)がすきとおった風といっしょにハームキャの城(しろ)の家々にしみわたりました。
あるとき、三十疋(ぴき)のあまがえるが、一緒に面白く仕事をやって居りました。
一本木の野原の、北のはずれに、少し小高く盛りあがった所がありました。
そのとき私は大へんひどく疲れていてたしか風と草穂との底に倒れていたのだとおもいます。
そのとき西のぎらぎらのちぢれた雲のあいだから、夕陽は赤くななめに苔(こけ)の野原に注ぎ、すすきはみんな白い火のようにゆれて光りました。
太陽マジックのうたはもう青ぞらいっぱい、ひっきりなしにごうごうごうごう鳴っています。
キッコの村の学校にはたまりがありませんでしたから雨がふるとみんなは教室で遊びました。
城あとのおおばこの実は結び、赤つめ草の花は枯れて焦茶色になって、畑の粟(あわ)は刈りとられ、畑のすみから一寸顔を出した野鼠はびっくりしたように又急いで穴の中へひっこむ。
第一双の眼の所有者(むしゃくしゃした若い古物商。
われらが書に順ひてその三稜の壇に立ちクラリネットとオボーもて七たび青くひらめける四連音符をつゞけ奏しあたり雨降るけしきにてひたすら吹けるそのときにいつかわれらの前に立ちかなしき川をうち流し渦まく風をあげありしかの逞ましき肩もてる黒き上着はそも誰なりし。
学者のアラムハラドはある年十一人の子を教えておりました。
※旧暦の六月二十四日の晩でした。
クという名前のねずみがありました。
火皿は油煙をふりみだし、炉の向ふにはここの主人が、大黒柱を二きれみじかく切って投げたといふふうにどっしりがたりと膝をそろへて座ってゐる。
一、ペンネンノルデが七つの歳に太陽にたくさんの黒い棘(とげ)ができた。
〔冒頭原稿数枚なし〕「ふん。
雪婆んごは、遠くへ出かけて居りました。
清夫は今日も、森の中のあき地にばらの実をとりに行きました。
イーハトヴは一つの地名である。
雪渡りその一(小狐の紺三郎)雪がすっかり凍って大理石よりも堅くなり、空も冷たい滑らかな青い石の板で出来てゐるらしいのです。
七〇六村娘一九二六、五、二、畑を過ぎる鳥の影青々ひかる山の稜雪菜の薹を手にくだきひばりと川を聴きながらうつつにひととものがたる[#改ページ]七〇九春一九二六、五、二、陽が照って鳥が啼きあちこちの楢の林も、けむるときぎちぎちと鳴る汚ない掌を、おれはこれからもつことになる[#改ページ]七一水汲み一九二六、五、一五、...
夏休みの十五日の農場実習の間に、私どもがイギリス海岸とあだ名をつけて、二日か三日ごと、仕事が一きりつくたびに、よく遊びに行った処がありました。
つめたいいぢの悪い雲が、地べたにすれすれに垂れましたので、野はらは雪のあかりだか、日のあかりだか判らないやうになりました。
そらのてっぺんなんか冷たくて冷たくてまるでカチカチの灼(や)きをかけた鋼です。
龍のチャーナタは洞のなかへさして來る上げ潮からからだをうねり出した。
このおはなしは、ずゐぶん北の方の寒いところからきれぎれに風に吹きとばされて来たのです。
「わたしらの先祖やなんか、鳥がはじめて、天から降って来たときは、どいつもこいつも、みないち様に白でした。
山の神の秋の祭りの晩でした。
そのとき西のぎらぎらのちぢれた雲のあひだから、夕陽は赤くなゝめに苔(こけ)の野原に注ぎ、すすきはみんな白い火のやうにゆれて光りました。
ある死火山のすそ野のかしはの木のかげに、「ベゴ」といふあだ名の大きな黒い石が、永いことじぃっと座ってゐました。
霧がじめじめ降っていた。
むかし、あるところに一疋(ぴき)の竜がすんでいました。
一、濁密防止講演会〔冒頭原稿数枚なし〕イギリスの大学の試験では牛でさへ酒を呑(の)ませると目方が増すと云(い)ひます。
*旧暦の六月二十四日の晩でした。
時、一千九百二十年代、六月三十日夜、処、イーハトヴ地方、人物、キュステ博物局十六等官ファゼロファリーズ小学校生徒山猫博士牧者葡萄園農夫衣裳係オーケストラ指揮者弦楽手鼓器楽手給仕其他曠原紳士、村の娘多勢、ベル、人数の歓声、Hacienda, the society Tango のレコード、オーケストラ演奏、甲虫の...
おれはやっとのことで十階の床をふんで汗を拭った。
(一)日ハ君臨シカガヤキハ白金ノアメソソギタリワレラハ黒キツチニ俯シマコトノクサノタネマケリ(二)日ハ君臨シ穹窿ニミナギリワタス青ビカリヒカリノアセヲ感ズレバ気圏ノキハミ隈モナシ(三)日ハ君臨シ玻璃ノマド清澄ニシテ寂カナリサアレマコトヲ索メテハ白亜ノ霧モアビヌベシ(四)日ハ君臨シカガヤキノ太陽系ハマヒルナリケハシキタビ...
楢夫は夕方、裏の大きな栗(くり)の木の下に行きました。
虔十はいつも縄の帯をしめてわらって杜(もり)の中や畑の間をゆっくりあるいているのでした。
〔いたつきてゆめみなやみし〕いたつきてゆめみなやみし、(冬なりき)誰ともしらず、そのかみの高麗の軍楽、うち鼓して過ぎれるありき。
くだものの畑の丘のいただきに、ひまはりぐらゐせいの高い、黄色なダァリヤの花が二本と、まだたけ高く、赤い大きな花をつけた一本のダァリヤの花がありました。
種山ヶ原といふのは北上山地のまん中の高原で、青黒いつるつるの蛇紋岩や、硬い橄欖岩からできてゐます。
曇りてとざし風にゆるそれみづからぞ樹のこゝろ光にぬるみ気に析くるそのこと巌のこゝろなり樹の一本は一つの木規矩なき巌はたゞ巌。
そらいちめんに青白いうろこ雲が浮かび月はその一切れに入って鈍い虹を掲げる。
十の蜂舎の成りしときよき園成さば必らずや鬼ぞうかがふといましめしかしらかむろのひとありき山はかすみてめくるめき桐むらさきに燃ゆるころその農園の扉を過ぎて苺需めしをとめありそのひとひるはひねもすを風にガラスの点を播き夜はよもすがらなやましきうらみの歌をうたひけり若きあるじはひとひらの白銅をもて帰れるにをとめしづかにつぶやきてこの園われが園といふかくて...
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